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あなたの目 健康ですか?/(76)遠近両用コンタクトレンズ

2014年8月8日
 40代後半のAさんは近視で普段はコンタクトレンズをつけています。そんなAさんの悩みは「最近、老眼も進んで近くのものが見づらくて…」。

同時視型が主流

 Aさんのような方には遠近両用コンタクトレンズをお勧めすることがあります。近くのものを見るごとにレンズを外すのは面倒ですし、レンズの上に老眼鏡をかけるのも何だか不安ですものね。
 遠近両用レンズの最近の主流は「同時視型」と呼ばれるタイプで、眼の中では遠くにも近くにも同時にピントがあっていますが、どちらを見るかは頭が切り替えるという仕組みです。

あなたの目 健康ですか?/(76)遠近両用コンタクトレンズ

慣れれば毎日が快適

 「???…」と思われるでしょうが、使い慣れると快適ですよ。老眼の場合、コンタクトは眼鏡より早く近くのものが見づらくなります。仕事やプライベートでパソコンやタブレットなどを頻繁に使う人は早めに遠近タイプを試してみてはいかがですか?

様々な種類が

 遠近両用レンズには仕組み以外にも様々な種類があります。1日使い捨て(ワンデー)や2週間使い捨て(2ウィーク)など使い方の違い、素材の違い、レンズ設計の違い、などです。
 特にレンズ設計の違いは見え方に影響するので大切です。遠くを見る部分を中央にデザインしているか近くを見るための部分を中央にしているかがレンズ設計でも大きな違いになります。

気軽に相談を

 自分の生活が遠方重視なのか、近方重視なのかなどをよく眼科医と相談しましょう。試しに使ってみることもお勧しています。どうしてもなじまないという人には左右のレンズの度数を変える「モノビジョン」という老眼対策もありますので気軽にご相談下さい。


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院長 高橋 義徳
プロフィール

(たかはし よしのり)1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。