徹底して山形に密着したフリーペーパー

みんな大好きサクランボ

2014年6月13日
 山形の特産品と言えば誰が何と言ってもサクランボ。シーズン到来で県内は徐々にお祭りムードに。そんなサクランボを巡るあれこれを探してみました。
 そもそもサクランボとは、バラ科サクラ属の果樹「オウトウ(桜桃)」から摘まれた果実をいいます。赤く小さな実が可憐なことから「小さな恋人」の愛称で親しまれています。
みんな大好きサクランボ

 原産国はトルコ

 食用としてのサクランボの歴史は古く、有史以前から食べられていたようです。原産地はトルコで、古代ローマの執政官がトルコでサクランボの木を発見し、ローマに持ち帰ったことが歴史書に記されています。
 もうお分かりですね、寒河江市の道の駅「チェリーランド」に「トルコ館」があるのは、サクランボ産地として原産国トルコに対する敬意の表れでもあるのです。

 山形が全国の7割

 閑話休題。サクランボは日本へは1868年(明治元年)、山形には76年に伝播しました。サクランボにとっては山形の気候が気に入ったのでしょう、栽培はみるみる広がり、山形が「サクランボ王国」と称されていることはご案内の通り。
 ちなみに山形の2013年産の収穫量は13500トンで全国シェアの約7割を占めています。

 佐藤錦ほか多様な品種

 山形で収穫されるサクランボの約8割がご存知「佐藤錦」。佐藤錦の生みの親は東根市の故佐藤栄助氏で、苦労を重ねて品種改良を続けた結果、1922年(大正11年)に現在の佐藤錦を生み出しました。
 近年は佐藤錦だけでなくニーズや好みに合わせていろいろな品種が栽培されています。県内収穫量は佐藤錦発祥の地・東根市が1位、次いで天童市、寒河江市、山形市の順になっています。

 6月下旬に最盛期

 5月28日に「県さくらんぼ作柄調査委員会」が発表した調査結果によると、14年産の予想収穫量は14300トンと前年比5.6%増、平年比では10%増の「やや多い」が見込まれています。
 また6月6日に県が発表した14年産の生育状況は昨年に比べ5~7日程度早く、主力品種「佐藤錦」の収穫は6月18日頃から始まり、6月23~24日ごろ最盛期を迎える見込みです。

みんな大好きサクランボ

みんな大好きサクランボ

日本一さくらんぼ祭り/21(土)・22(日)開催

 6月21日(土)と22日(日)の両日、山形市の文翔館前と山形市七日町大通りを会場に山形デスティネーションキャンペーンの一環として「日本一さくらんぼ祭り」が開催されます。
 6月21日は七日町大通りが歩行者天国になり、ダンスショーや神輿渡御、サクランボなどが当たるさくらんぼクイズラリー、さくらんぼマルシェなどサクランボにちなんだ多彩なイベントが繰り広げられます。当日は県庁から文翔館もしくは東北電力まで無料シャトルバスが運行されます。22日は文翔館前のみの開催。