徹底して山形に密着したフリーペーパー

WAHAHA本舗 佐藤 正宏さん

2014年4月11日
佐藤 正宏(さとう・まさひろ) 1958年(昭和33年)天童市生まれ、日大山形高から日大法学部へ。2年で中退、劇団ヴォードヴィルショーを経て84年、喰始、久本雅美、柴田理恵らとともにWAHAHA本舗を設立し、2009年まで25年間にわたり座長を務めた。舞台、映画、テレビなどで活躍、4月からはさくらんぼテレビの新番組「昼ドキ!TV やまがたチョイす」(土曜昼12時放送)に出演中。55歳。
WAHAHA本舗 佐藤 正宏さん

「さすかえないったな~」
  いちばん好きな山形弁です

――天童のご出身で。
 「久野本です。市役所通りを北に行って48号とぶつかる手前あたり」

発想なかった「勤め人」

――ご実家は?
 「昔からの大工です。天童温泉の温泉神社は俺のじいちゃんが作ったし、うちが氏子になってる熊野神社はひいおじいちゃんがつくりました」
 「宮大工っていうんですかね、今は一般建築が大半ですけど。兄が実家を継いで、兄の子どもたちも大工やってます」
――どうして役者に?
 「これという動機はないんですけど、昔から芝居とかは好きでしたね。高校時代も演劇部。大学には進みましたが、勤め人になるという発想がそもそもなかった(笑)」
 「それで大学を辞めて、その後いろいろやりましたけど、結局は人生は面白ければいい、面白い人生を送ろうと」

25歳でWAHAHA本舗

 「そう考えた時に身近なところに芝居があったというか。25歳の時に喰始(たべはじめ)を中心に久本雅美や柴田理恵らとWAHAHA本舗を立ち上げました」
――今となっては凄いメンバーですよねえ。
 「現在は劇団員だけで26人。芸人部門のメンバーも合わせると総勢50人以上ですね」
 「座長の役目は5年前にひとまず終え、本舗の活動とは別に、去年から個人的にあちこちで紙芝居の上映なんかをやってます」
――紙芝居ですか。
 「きっかけは被災地の人たちから『何か楽しいことをやって欲しい』という話があって、じゃあ紙芝居なら電気も劇場もいらないかと。昔話をアレンジして絵はオリジナルで。皆さん楽しんでくれて、こっちがパワーをもらうぐらい(笑)」

5月に設立メンバーで

 「WAHAHA本舗としては5月末、設立メンバーの6人だけで小さな舞台をやります。設立時はみんな20代。今は平均年齢54歳です。楽しく輝いていたあのころの自分たちに30年ぶりに再会してみようということで話がまとまって」
――ボクは同世代なので、そのあたりの気持ちは分かるような…(苦笑)
 「俺の幼なじみで地元に勤めてる連中も、定年が近づいて次はどうしようって段になって、若いころのことを思い出したりしてるみたいですよ」

山形の言葉が大好き

――山形にはよく?
 「お盆や正月には帰ってますね。あと下の子がまだ小学校5年生なので夏休みと冬休みに。自然や食べ物、何より言葉がホッとしますね」