徹底して山形に密着したフリーペーパー

パイオニアレッドウィングス 監督 戸澤 勉さん

2013年11月22日
戸澤 勉(とざわ・つとむ) 1966年(昭和41年)茨城県笠間市生まれ。高校から始めたバレーを日大進学後も続け、卒業後、母校を含む3つの高校で約20年間コーチや監督を務め全国高校総体準優勝なども経験。2011年プレミアリーグのデンソーのコーチに。12年8月コーチとしてパイオニアに加わり、退任した宮下直樹前監督の後任として今年6月1日付でパイオニア監督に就任。奥さんと長男(高3)、長女(中3)を愛知県岡崎市に残して天童市で単身赴任生活を送る。47歳。
パイオニアレッドウィングス 監督 戸澤 勉さん

国体優勝で選手に自信
 4強、そして優勝を狙います――

――うわ~、大きいなあ、身長いくつですか?
 「190センチです」

昨季の悔しさをバネに

――昨季は5勝23敗で最下位(8位)でした。
 「下部との入れ替え戦で2連勝してプレミアリーグ残留は果たしましたが、セッターの冨永こよみ、得点源と期待したシャイーヌ・スタエレンスを負傷で欠いて不本意なシーズンでした。攻撃が単調になっただけでなく、守りもおろそかになってしまった」
――新監督としてどう臨みますか。
 「高さのある選手が多いのでブロックで優位に立ち、確実なレシーブからテンポの速い攻撃で点を取る展開にしたい。攻撃的なサーブ力も磨き、常に相手チームにプレッシャーをかけるバレーを目指します」

レシーブ力を強化

 「レシーブは個人の能力を上げ、返せるボールは正確にセッターに返せるようにする。そのための身体の使い方、足の使い方などを磨いてます」
 「今季は展開の速いバレーが目標ですが、高いトスやバックアタックも含めバリエーション豊富な攻撃をしていきたい」
――10月の東京国体では優勝!早くも成果があらわれましたね。
 「夏場にこれまで以上の練習量を選手に課しました。選手たちは苦しかったと思いますが、あれ(国体優勝)で選手たちも『自分たちがやったことは間違ってなかった』と確信してくれました」
――今季の目標は?
 「最低でベスト4。ベスト4に入り、最終的にはそれを自信に優勝を狙いたいです」

プラス思考を指導

――指導者としてはどんなタイプだと。
 「声はデカいですね(笑)。血液型はB型。選手にはプラス思考を持つよう指導しています」
――山形での生活はいかがですか。
 「食べ物がおいしいですね。住んでいる家の近所に農家の方がいて、旬の農産物を毎日届けてくれて(笑)。芋煮や『だし』もうまいなあ」
 「あと日本酒も。新潟や宮城の酒は知ってましたけど、レベルは山形が上じゃないですかね」
――だと思いますよ。

勇気と感動を与えたい

 「それに人の温かみを感じます。県外から来てるのに、気にかけてくれてる、大切に思ってくれてるのが分かります」
――最後にひと言。
 「全員バレーで山形のみなさんに勇気と感動を与えられる試合をしていきます。温かい声援をよろしくお願いします」