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〈やまがたの市町村〉東根市★特集 保存版

2013年8月23日
 山形県に長く暮らしている人でも意外に知らなかったりするのが周辺の市町村のあんな話、こんな話。転勤などで初めて山形に来た人はもっとチンプンカンプンなはず。そこでやまコミが総力取材でお届けする「やまがたの市町村」、今回は東根市。
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 東根市は山形県のほぼ中央に位置し、新幹線や空港、高速道インターチェンジなども整った交通の要衝(ようしょう)。面積は約207平方キロメートルと県内35市町村のうち18番目の広さ。人口は約4万8千人と6番目で、内陸では山形、米沢、天童に次いで4番目の規模です。

 県内でも稀な人口増のまち 

 東根市で特筆されるのが市長の土田正剛サンが標榜する「子育てするなら東根市」。少子高齢化が進む中、県内では人口増え続ける稀(まれ)なまちとして知られています。
〈やまがたの市町村〉東根市★特集 保存版
 1人の女性が一生に産む子どもの平均数を表す「合計特殊出生率」は1・66と全国平均の1・39や県平均の1・46を上回っています。

 子どもの遊びの場が充実 

 人口増に貢献しているのが「さくらんぼタントクルセンター」。東北最大級の屋内遊戯施設「けやきホール」や保育所、休日診療所も入っていてワンストップで子育てサービスが受けられるのが大きな魅力です。
 今年5月には屋外遊戯施設「ひがしね あそびあランド」がオープンし、市のシンボルの大けやきをイメージした大型ネット遊具や「ふんすい広場」「ふわふわドーム」などの設備が人気です。
〈やまがたの市町村〉東根市★特集 保存版

 「果樹王国ひがしね」 

 東根市で忘れてならないのがサクランボ。赤い宝石と呼ばれる高級種「佐藤錦」の生みの親は同市出身の佐藤栄助翁で、生産量は全国1位。その功績を称えてJRさくらんぼ東根駅前には佐藤翁の銅像が建っています。
 またモモやラ・フランス、ブドウの生産も県内で1、2位を争う東根市。平成6年には「果樹王国ひがしね」を宣言し、甘くて美味しいイメージを全国に発信しています。

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 ご当地グルメも発信中 

 伝統的なグルメ産業も元気です。温泉町にある酒蔵「六歌仙」は「大欅(けやき)」「ごうじょっぱり」など、良質な米と澄んだ水で本物の酒作りを続けている老舗(しにせ)。先日、全国区で行われた「燗酒(かんざけ)コンテスト2013」で「五段仕込み純米」が最高金賞を受賞、ますます注目度UPです。
 また江戸時代から伝わる「六田麩(ろくたふ)」の製造も今日まで盛ん。最近は六田麩を使用した「お好み焼き」ならぬ、「おこふ」が人気急上昇中。「さくらんぼソース」でどうぞ。

 9月にグルメフェスティバル 

 9月には東根の果物やB級ご当地グルメを大々的にアピールしようと、来月の14日、15日に市制55周年記念事業「た~んとグルメフェスティバル」が開催される予定。
 見どころはゲストの杉本彩さんプロデュースによる東根産の果実をふんだんに使った特製スウィーツ。どんなものかは非公表で、他県産の人気スウィーツと対決するそう。
 当日は料理やお菓子作りが得意な杉本さんのトークショーのほか、全国各地のご当地グルメも集結するとあって今から要チェック。

〈やまがたの市町村〉東根市★特集 保存版
 初の名誉市民決定 

 東根市出身の有名人には芥川賞作家の阿部和重さんなどがいますが、今月、初の名誉市民が2人誕生!アイジー工業名誉会長の石川堯さん(84)と日展参与の書家植松弘祥さん(81)で、市制施行55周年記念式典に合わせ10月19日に称号の贈呈式が行われます。

 東根に行ってみよう! 

 東洋経済データがまとめる「住みよさランキング」の北海道・東北部門では、宮城県名取市に次いで第2位に輝いた東根市。ぜひ一度マップ片手に訪れてみては。

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