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〈魅力満載!市町村特集〉寒河江市★特集 保存版

2013年5月24日
 山形県に長く暮らしている人でも意外に知らなかったりするのが周辺の市町村のあんな話、遠隔地の市町村のこんな話。転勤などで初めて山形に来た人はもっとチンプンカンプンなはず。そこでやまコミが総力取材でお届けする「やまがたの市町村」、今回は寒河江市!
〈魅力満載!市町村特集〉寒河江市★特集 保存版

 寒河江市は山形県のほぼ中央に位置し、面積は約140平方キロメートル(県内35市町村中27位)、人口は4万2000人(同7位)。寒河江と言えば何といってもサクランボの産地として知られますが、実は歴史も奥深いものがあります。

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 記録をひもとけば、平安時代に京都藤原家の荘園として開かれました。鎌倉時代に入ると、鎌倉幕府で政所(まんどころ)の初代別当を務めた大江広元が寒河江荘の地頭に任じられます。以後、基本的に大江氏の支配が続きますが、戦国時代になって大江氏は最上義光に滅ぼされ、寒河江は最上家に帰属することになります。
〈魅力満載!市町村特集〉寒河江市★特集 保存版

 ところが最上家も江戸時代初期に断絶の憂き目にあい、寒河江は徳川幕府直轄の天領に。そして幕末まで陣屋町として発展していきます。

 寒河江でサクランボの栽培が始まったのは明治9年。山形県初代県令(知事)の三島通庸(みしまみちつね)が北海道からサクランボの苗木を導入した際、寒河江在住の井上勘兵衛という人が苗木を譲り受けて自宅で栽培したのが始まりとされます。
 以来、栽培に適した気候や土壌条件などもあり、寒河江は全国有数のサクランボ産地になったとさ。

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 サクランボ産地の寒河江を体感できる施設がご存知「チェリーランド」。東北最大規模を誇る「道の駅」ですが、トルコ料理を提供する店があったり、敷地内にトルコ館があったりで、「なんで寒河江にトルコ?」と疑問に思った人も多いはず。
 実はサクランボはトルコが原産。同国の原産地であるギレスン市と寒河江は1988年に姉妹都市契約を結び、四半世紀にわたって友好を温めているのでした。

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