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ようこ先生のごきげんライフのすすめ/ビタミンC(下)

2013年3月22日
 ビタミンCには(上)で紹介した抗酸化作用以外にも多彩な働きがあります。

美肌効果が期待

 女性に嬉しいのが美肌効果。お肌のハリを保ってシワやたるみを予防してくれるのはコラーゲンですが、その生成のためには鉄とともにビタミンCは必須です。メラニン産生を抑制し、濃いメラニンを薄くするのでシミ改善にも効果的です。

ようこ先生のごきげんライフのすすめ/ビタミンC(下)

ストレス解消も

 白血球の働きを高めて免疫力を高める効果もあります。人間は体内に侵入したウイルスの増殖を抑えるためインターフェロンを合成しますが、その合成量はビタミンCの量に依存します。
 また私たちはストレスを感じると副腎からストレスに対抗するホルモンを分泌しますが、この時もビタミンB5、タンパク質とならんで重要なのがビタミンCです。
 
その他、諸々…。

 頭痛や吐き気を伴う二日酔いは、アルコールの中間代謝産物アセトアルデヒドが処理しきれずに蓄積することが原因です。ここでもビタミンCは効果を発揮し、アセトアルデヒドの分解を促進してくれます。
 このほかにも脂肪酸を燃やすことで減量の切り札とされるカルニチンの合成にもビタミンCは必要です。
 またコレステロールを胆汁に混ぜて排泄する際にもビタミンCは関与しており、コレステロール胆石の予防にも貢献しています。アレルギーに関与するヒスタミン分泌を抑える働きもあります。
 
積極的に摂取を

 高齢者や喫煙者、アルコール中毒、糖尿病やがん患者さんは血液中のビタミンC濃度が低いことが報告されています。
 ビタミンCが多いイチゴやキウイ、ブロッコリー、パプリカなどを意識して摂取されることをお勧めします。


ようこ先生のごきげんライフのすすめ/ビタミンC(下)
院長 深瀬 洋子
プロフィール
(ふかせ・ようこ) 1984年山形大学医学部卒業、山形大学大学院医学研究科修了。医学博士。山形大学第二内科、山形県結核成人病予防協会、東北中央病院勤務を経て2009年9月「十日町ようこクリニック」開業。内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医など。