ご存知ですか? 県内の滝
2012年8月24日
まだまだ残暑が厳しいですね。涼を求めて滝でも見に行こうと調べていたところ、何と山形県って滝の多さが日本1ということが判明してビックリ。これをきっかけに県内の滝のこと、詳しく調べてみました。

まず落差5メートル以上の滝が山形には230カ所あって、これは全国2488カ所の約1割を占め文句なしの日本1。これらの滝は最終的には山形の母なる川、最上川に流れて大地を潤します。

まず落差5メートル以上の滝が山形には230カ所あって、これは全国2488カ所の約1割を占め文句なしの日本1。これらの滝は最終的には山形の母なる川、最上川に流れて大地を潤します。
県内で最も有名なのが戸沢村の白糸の滝。落差123メートルという大瀑布で、深々と樹木に覆われた断崖を白い糸が垂れるように流れ落ちる美しさは圧巻。源義経の逃避行を記した「義経記」や松尾芭蕉の「奥の細道」にも登場します。

へえ~
この白糸の滝とともに「日本の滝百選」に選ばれている県内の滝が米沢市の滑川大滝と鶴岡市の七ツ滝です。
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滑川大滝は秘湯として知られる滑川温泉から登山道を登って行ったところにあります。白糸の滝ほどではありませんが落差は80メートル、幅は40メートルの威容です。リスの背模様のような水流も美しく、全国の滝マニアも絶賛する隠れた名瀑です。
すご~い

鶴岡市と合併した旧朝日村で多層民家と豪雪で知られる田麦俣にあるのが七ツ滝。滝は上下2段に分かれ、上段は幾筋にもなって流れる分岐瀑、下段は太い1本の流れになって滝つぼに落下する直瀑という珍しい滝です。昔は湯殿山に赴く修験者がこの滝に打たれて身を清めたのだとか。
なるほど