徹底して山形に密着したフリーペーパー

<荒井幸博のシネマつれづれ> 「おしん」映画化決定

2012年7月27日
オール山形ロケで!

 今から30年近く前にNHK朝のテレビ小説で放送された「おしん」の映画化が発表された。

<荒井幸博のシネマつれづれ> 「おしん」映画化決定

国内外で人気のドラマ

 「おしん」は山形の貧しい農村に生まれ、明治、大正、昭和をたくましく生き抜いた女性を描いたドラマ。子役の小林綾子の演技が涙を誘い視聴率は平均52・6%、最高62・9%と社会現象を巻き起こした。
 国内にとどまらず世界75カ国でも放送されており、「おしん」は世界で最も知られる日本人像になっている。
 
鶴岡出身の冨樫監督で

 映画の制作は山形ゆかりの「おくりびと」「十三人の刺客」などを世に送り出したセデックインターナショナル。メガホンを執るのは鶴岡市出身で「あの空をおぼえてる」などの冨樫森監督。
 冨樫監督は「人々をあれだけテレビに釘付けにしたドラマの魅力を引き継ぎつつ、人が生きてあることの素晴らしさを感じられる作品にしたい」「舞台の山形は私の故郷。美しくも過酷な雪を背景にテレビドラマを超えるほどの作品をスクリーンに花開かせたい」と抱負を語った。

子ども時代に焦点当て

 おしんの子ども時代に焦点を当て、いまだ日本の原風景が残る山形・庄内の厳しくも雄大な自然の中、数々の困難にぶつかりながらも家族を想い、ひたむきに、時にはユーモラスに愛らしくおしんが成長していく姿を描いていく。撮影は庄内映画村を中心に全て山形で行われる。
 
おしん役を公募中!

 おしん役はプロ・アマを問わず広く公募中で8月初旬からオーディションを開催する。7月20日で1次は締め切ったが、東京からの応募に偏っていたため再度の公募とか。地元山形からもぜひエントリーして欲しいもの。オーディションサイトは http://movie-enter.com/feature/oshin/


<荒井幸博のシネマつれづれ> 「おしん」映画化決定
荒井幸博(あらい・ゆきひろ)

1957年、山形市生まれ。シネマ・パーソナリティーとして数多くの地元メディアで活躍、映画ファンのすそ野拡大に奮闘中。