徹底して山形に密着したフリーペーパー

シネマパーソナリティ 荒井 幸博さん

2012年7月27日
荒井 幸博(あらい・ゆきひろ) 1957年(昭和32年)山形市生まれ。山形中央高校、東北学院大学を経て81年殖産相互銀行(現在のきらやか銀行)へ。86年同行を退職、翌87年に山形市の映画興行会社フォーラムに入社。95年に独立し、シネマパーソナリティとして映画ファンのすそ野拡大に奮闘中。やまコミ「シネマつれづれ」のほか、FM山形で「荒井幸博のシネマアライヴ」(金曜夜8時)を担当。54歳。
シネマパーソナリティ 荒井 幸博さん

6年目突入「シネマつれづれ」
  映画ファン拡大につなげたい――

――「シネマつれづれ」の連載が始まったのがちょうど5年前の7月!
 「そうだっけ」
――以来1回しか休載してないから120回!
 「そんなに!」

実は元銀行員

――同い年で何回か飲んだりして勝手知ったる仲なんだけど、元銀行員ってのが笑えるよね。
 「向いてないのがすぐ分かった(笑)。そもそも几帳面(きちょうめん)じゃないし」
――せっかく入った銀行を早々と辞めて、将来への不安とかは?
 「もともと楽天家でのんびりしてたから。それに銀行にいる間に映画興行の新会社『フォーラム』ができて、それに対する嫉妬(しっと)や憧憬(しょうけい)なんかが沸き上がってきて」
 「それで銀行を辞めてフォーラムに。ここでは県内各地を回っての上映会、営業、看板の張り替えなど興行にかかわることは全部やった。勉強になったよね」
――で、フォーラムも辞めて独立するわけだ。
 「フォーラムには8年いて後半はラジオでしゃべったり新聞にコラム書いたりしてたから、そういう仕事を糧(かて)にしながらフリーの立場で映画の普及に努めようと」
 
司会業と講演も

――「そういう仕事」は今どうよ?。
 「楽じゃないよね。長く続けてきたラジオ番組が去年から今年にかけて打ち切りになったり…。今は講演やイベント企画、司会業なんかを生業(なりわい)にしてます」
――講演の題目って?
 「『荒井幸博、いまだミーハー』とか(笑)」
 
筋金入りのミーハー

――この世界に入る契機というか、最初に感動した映画って?
 「中2で観た『小さな恋のメロディ』と『ある愛の詩』だね」
――……(苦笑)
 「それに高校時代に観た『追憶』かな」
――この歳になってそれを告白するって恥ずかくないかあ~。
 「いまだミーハーだから(笑)。とにかくDVDを含めて映画は観てるよね。月1回は映画観に東京にいくし、月間30本はくだらない」
 「好きなジャンルはラブコメと社会派。ラブコメだと『お熱いのがお好き』『昼下がりの情事』、社会派だと『砂の器』『飢餓海峡』、最近なら『クライマーズ・ハイ』とか好きだな」
  
映画人を山形に

――これからも連載よろしくなんだけど、今後の抱負とか。
 「山形の映画ファンを増やすためにも映画人を山形に向かせたいよね」