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ドクター松本の医食同源(72)/梅雨時期の体調管理

2012年6月22日
 6~7月は梅雨の季節。蒸し暑い中を雨が降ったり止んだりでうっとおしいだけでなく、この時期に頭痛や肩こり、だるさや倦怠感(けんたいかん)を訴える人は少なくありません。
頭痛、肩こり、倦怠感
 
 これらの症状は、梅雨の時期になると気圧が低くなって身体の副交感神経が刺激されることによって生じます。梅雨が明ければ体調もスッキリ元に戻るはずですが、それまでこの時期をどう乗り切るかです。
ドクター松本の医食同源(72)/梅雨時期の体調管理

身体を動かしましょう

 雨のため外に出て身体を動かすことが減ると、ますます身体の血行が悪くなって頭痛や肩こりは悪化しがちです。まずは梅雨の中休みなど天気が比較的いい時を見逃さず屋外で十分汗を流す運動をしましょう。
 お勧めは新緑の中の散策やランニング、バドミントンなどの軽いレクリエーション的なスポーツ。この時期に日ごろから汗をかく運動をしておけば真夏の熱中症予防にもなります。
 雨が降っている時は屋内でもできるストレッチ体操も効果があります。

衣服は小まめに取替え

 またこの時期は朝晩と日中の気温差が大きくなるので、小まめに衣服を取り替えて体温を一定に保つようにしましょう。
 そして自律神経の乱れを回復するためには、寝る前にゆっくりお風呂に入って体を温め、筋肉の凝りをほぐすのも効果的です。

規則正しい食事を

 食事の面では規則正しい食生活を心がけ、栄養のバランスを考えて摂ることが重要です。消化に負担がかかるたんぱく質や脂肪の摂り過ぎは禁物です。だるくてやる気が起きない時は主食や果物などでエネルギー源である糖質を補給するようにしましょう。
 また真夏ほどではないにしても日中の暑さで気づかないうちに脱水気味になっていることも多く、水分の摂取もお忘れなく。


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院長 松本 光生
プロフィール

(まつもと・みつお) 1985年山形大学医学部卒業。山形県立中央病院勤務の後、2007年5月に松本内科クリニックを開業。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医、日本内分泌学会認定内分泌代謝科専門医。