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あなたの目 健康ですか?/(49)コンピューター視覚症候群

2012年4月13日
 コンピューター視覚症候群という言葉を聞いたことがありますか? 

症状は目の疲れや頭痛

 パソコンなどの画面を休憩もとらずに長時間見続けることによって生じる目の障害のことで、これにかかると目の疲れや乾燥、頭痛などの症状が表れます。

あなたの目 健康ですか?/(49)コンピューター視覚症候群

負荷大きいブルーライト

 最近ではパソコンなどのバックライトに使われている青色LEDからのブルーライトがコンピュター視覚症候群につながりやすいことが分かり話題になっています。
 ブルーライトは可視光線の中でもエネルギーが高く、角膜や水晶体で吸収されずに目の中に到達するので疲れの原因になりやすいのです。最近ではこのブルーライトを遮断するレンズも販売されています。

対策は休憩が基本

 ただ、コンピューター視覚症候群対策の基本は何といっても休憩(きゅうけい)。欧米では「20―20―20の法則」というのがあり、20分パソコンを使ったら20秒間、20フィート(約6m)先を見て目を休めるというものです。
 日本のVDT作業ガイドラインでも単純な打ち込み作業では30分、それ以外の作業でも1時間ごとの小休止が望ましいとされています。

つき合い方が大切です

 昨年の流行語大賞にスマホがノミネートされたように新しい情報端末が次々に登場、それに伴い「目」を取り巻く環境も劇的に変化しています。
 子どものころからテレビ、携帯ゲーム機、3Dに囲まれ、大人になったら仕事でパソコンとにらめっこ。良くも悪くも情報端末と私たちとは切っても切れないものになっており、それだけにつき合い方が大切です。
 頭をリフレッシュするうえでも休憩は必要です。上手に情報端末と付き合って目をいたわってあげてください。


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院長 高橋 義徳
プロフィール

(たかはし よしのり)1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。