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突然トマトブーム/研究報告で消費者殺到

2012年3月9日
 トマトの成分に脂肪燃焼効果があると先月10日に発表されたのをきっかけに、県内でも生鮮トマトやトマトジュースの売れ行きが急増している。生鮮品は品薄から高値が続いているほか、ジュースなどは店頭で品切れになるケースも出ている。
突然トマトブーム/研究報告で消費者殺到

 食品スーパーのおーばんによれば、生鮮品やジュースも含めたトマト類の売れ行きは前年を2~3割上回るペース。生鮮品はレギュラーサイズが1玉140円前後と例年より50円ほど高く、消費者が高値を敬遠して小玉やミニトマトに流れる傾向もあるという。

突然トマトブーム/研究報告で消費者殺到

 ヤマザワ、ヨークベニマルなどの店頭でも状況は同じで、まとめ買いしていく消費者が目立つほか、ペットボトル入りトマトジュースは入荷が滞り気味だとしている。
 トマト人気の引き金は、京都大学の河田照雄教授らの研究グループによる「トマトには脂質の代謝を促す成分があり、メタボ対策に効果が期待できる」という発表。テレビや新聞での報道を受けて全国的にトマトブームが生じている。
 今後の見通しについて丸勘山形青果では「ブームに加え、主産地の熊本などが寒さの影響で不作に見舞われており、これから春先に向けて値下がりは期待薄」と話している。