徹底して山形に密着したフリーペーパー

《おしえて!編集長》 山形の宝くじ事情

2012年2月24日
 1等の3億円と前後賞の1億円を合わせて過去最高の5億円が当たる「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ」が2月14日から発売されています。宝くじって私は買ったことがないんですけど…。
《おしえて!編集長》 山形の宝くじ事情

宝くじ、編集長は買うんですか?

 「実は俺も買ったことないの。宝くじもだけど、パチンコとか競輪・競馬とか、ギャンブルいっさいやらないんだよなあ。あとゴルフも」

知らない人が聞くとなんだかマジメ人間みたいじゃないですか。

年間、5種類のジャンボ

 「まあ人生そのものがギャンブルみたいなもんだから(苦笑)。おっと、宝くじの話だよね」
 「そもそも宝くじにはいくつかのタイプがあって、一般的なイメージは『ジャンボ』の全国通常宝くじ。ジャンボには1年を通じて『ドリーム』『サマー』『年末』の3大ジャンボのほか、『オータム』『グリーン』を加えた5つがある」
 
収益金で被災地復興

 「で、今回のグリーンジャンボなんだけど、被災地支援ということで1等賞金が13年ぶりに引き上げられた。見込まれる収益金は288億円で、このうち88億円は被災した9県と2政令指定都市の復興事業に充てられるんだって」
 「もっとも、不況を背景に宝くじの販売額は2005年をピークに減少傾向にあって、被災地支援という名目とは別に、高額賞金の設定で人気の回復を狙うという思惑もあるんだろうね」

《おしえて!編集長》 山形の宝くじ事情

売れ行きはどうなんですか?

一獲千金を狙い…

 「1等の本数はわずか22本。当たる確立は1000万分の1なんだけど、やっぱり一獲千金を狙う人は多いみたいで、全国的に販売は好調らしいね」 

山形では?

 「山形市内の場合、初日に本町のみずほ銀行と駅前の十字屋の売り場でミス花笠のおねえさんたちも来てキャンペーンやってたよね。そこそこ人も集まってたみたいだ」
 「じゃあ、ここで問題。山形県民1人当たりの宝くじ購入金額って全国47都道府県の中で何番目だと思う?」

う~ん、私は買いませんけど、おじいちゃんとか毎回買ってますからねえ…。
(しばし黙考後)20番目ぐらい?

購入金額、全国最低

 「ブー。正解は47位!平成22年度の統計だと山形県における販売金額は57億5300万円で鳥取、島根に次いで全国で3番目に低い。これを人口割りした1人当たりの購入金額は4888円で全国で最も少ないんだ」

《おしえて!編集長》 山形の宝くじ事情

エー! エー! エー!

「額に汗」の県民性

 「都道府県別の販売金額はあくまで売り場の実績で、出張で他県に行った時に買うことにしてる人もいるだろうから必ずしも全国で最も宝くじを買わないとは断言できない」
 「実際、今はなくなったけど隣の福島県のいわき市に大黒屋っていう百貨店があって、ここの宝くじ売り場が『大黒さまの宝くじ』として有名で山形からも大勢が買いに行ってたらしい。それにしても俺の見るとこ、やっぱ山形県民はよそと比べて買ってないよ」

何でなんですかね。

 「まず考えられるのは、額に汗して働くのが美徳と考える県民性なんだろうな。そうやって苦労して稼いだお金をパ~と使っちゃう人って少ないもの。まあ、よく言えば堅実、悪く言えばケチというか(苦笑)」

ギャンブラー「土佐っぽ」

 「そうした傾向はある程度は地方都市に共通するんだろうけど、面白いのが高知県。最新データだと1人当たりの県民所得が全国最低で、それが判明した時の地元紙の見出し『県民所得、全国で最下位になったぜよ』ってのが笑える」
 「でも1人当たりの宝くじ購入金額は東京、大阪と並んで毎年上位3位をくだらない。やっぱり競馬や競輪、はては闘犬にまで血眼になる県民性なんだろうな」

《おしえて!編集長》 山形の宝くじ事情

あの~、山形の宝くじ事情なんですけど…。

実は出ている億万長者

 「ゴメン、ゴメン。そんなわけであんまり宝くじを買わない山形県民なんだけど、1億円以上を当てた人も何人かいるんだぜ。去年の年末ジャンボでは南ジャスコの宝くじ売り場で2等1億円が出た」
 「その前の年の年末ジャンボでも1等2億円と2等1億円が出てる。2006年だったかな、1年間で億万長者が5人も出て、羨ましいやら腹が立つやらした記憶があるなあ」

編集長、買わなきゃ当たらないんですよ。