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ようこ先生のごきげんライフのすすめ/美しい肌のために(上)

2011年9月23日
 シミひとつないもちもちした美しい肌は女性の憧れ。肌年齢は30歳から差が出始めるとされ、美肌のために必要なことを考えてみましょう。

皮脂量をコントロール

 皮膚の最外層には分泌された汗と皮脂からつくられる皮脂膜があります。皮脂膜は弱酸性で殺菌力があり、体内からの水分や電解質の喪失を防ぐバリアの役目をしています。いわば自前のクリームですが、多すぎてもニキビの原因になり困りもの。皮脂の量は脂肪や糖質の摂りすぎで増えるので食事で皮脂量を制限することも大切です。

ようこ先生のごきげんライフのすすめ/美しい肌のために(上)

重要なコラーゲン

 皮膚本体は上から順に表皮、真皮、皮下組織で成り立っています。このうち肌のみずみずしさにかかわるのが表皮、はりや弾力、お肌の明るさと関係しているのはコラーゲンや毛細血管に富んだ真皮です。ちなみに皮下組織は保温やクッションの役目を果たします。
 コラーゲンは三つ編み構造のタンパク質で線維芽細胞から合成されます。その材料はタンパク質とビタミンCで、鉄によって立体構造が固定され維持されます。
 
不足すれば深いシワに

 シワは紫外線を浴びて発生した活性酸素によりコラーゲンのタンパク質が変性し、へこんでしまうものです。せっせとコラーゲンを作りだせば浅いシワは改善の余地がありますが、コラーゲン合成が追いつかないと深いシワの原因になります。 美容のためにコラーゲンを摂取している方も見受けられますが、残念ながら分解されて吸収されることが多く、飲んだコラーゲンがそのまま皮膚に届くわけではありません。鉄やビタミンCが不足していては丈夫なコラーゲンはできません。
 
糖化を防ぐのも大切

 最近では糖化もコラーゲン変性の原因として注目されています。急激な血糖上昇を抑えて糖化を防ぐ食事も大切です。


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深瀬 洋子(ふかせ・ようこ)

1984年山形大学医学部卒業、山形大学大学院医学研究科修了。医学博士。山形大学第二内科、山形県結核成人病予防協会、東北中央病院勤務を経て2009年9月「十日町ようこクリニック」開業。内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医など。