徹底して山形に密着したフリーペーパー

荒井幸博のシネマつれづれ

荒井幸博のシネマつれづれ
荒井幸博(あらい・ゆきひろ)

1957年、山形市生まれ。シネマパーソナリティーとして多くのメディアで活躍、映画ファンのすそ野拡大に奮闘中。現在FM山形で「荒井幸博のシネマアライヴ」(金曜19時)を担当。
ABBAの名曲とともに
2009年2月13日
 1949年、日本であって日本でない架空都市、帝都。そこは19世紀から続く身分制度により貴族や財閥と貧民という両極で構成される社会。富裕層だけを狙って美術品や骨董品を鮮やかな手口で次々と盗んでいく怪人二十面相、通称K—20が世間を騒がせていた。
2009年1月9日
 公開中の「地球が静止する日」は1951年公開のロバート・ワイズ監督「地球の静止する日」のリメイク。
2008年12月26日
 11月1日に開催された「ひがしね湯けむり映画祭」は今年で5回目。ゲストに浅丘ルリ子さんを迎え、大盛況のうちに幕を下ろすことができた。
2008年12月12日
 公開中の「櫻の園」は、吉田秋生の同名漫画を原作として1990年に映画化され、映画賞を総なめにした同名映画を同じ中原俊監督が18年ぶりに映画化した作品。
 前作は名門女子高の創立記念日に演劇部がチェーホフ「櫻の園」を上演する直前2時間の少女たちの揺れ動く心情や友情をみずみずしく描いた青春群像劇だった。
2008年11月28日
 15日から公開の「ハッピーフライト」は航空会社の内側が垣間(かいま)見えて楽しい。
2008年11月14日
 議論が苦手な私は、ないモノねだりなのか、ディスカッションの場面がある映画に惹かれる。
 11月1日公開の「ブタがいた教室」は待望のディスカッション・ドラマ。 
2008年10月24日
役所広司、刮目(かつもく)の演技
2008年9月26日
 恥ずかしながら、この映画をみるまで「納棺師(のうかんし)」という職の存在を知らなかった。
2008年9月12日
 50過ぎになると気になるのが体力の衰え。でもハリウッドのオジさんたちは、そんな悩みはどこ吹く風で元気そのもの。
2008年8月22日
緊張感みなぎる骨太の作品
2008年8月8日
 東北芸術工科大学に来年4月に新設される映像学科長に根岸吉太郎監督(57)が就任する。先日、その根岸監督にお会いしてお話をうかがった。
2008年7月25日
 前号で触れた映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」(以下ぼくちゅう)は、田舎町のヤンチャな高校生グループと駐在さんの悪戯合戦をベースにした痛快青春コメディだ。
2008年6月27日
山形ゆかりの映画 続々と公開
2008年6月13日
 5月1日から公開の「相棒—劇場版—」が大ヒットしている。今から8年前の2000年6月にテレビ朝日系列の土曜ワイド劇場で「相棒」が放映された時、その面白さに唸(うな)り、水谷豊の健在振りに快哉を叫んだ。
2008年5月9日
郷土出身 偉大な喜劇王
2008年4月25日
・・・荒井幸博のシネマつれづれ・・・
2008年3月28日
「凛(りん)」とした藤沢作品
2008年3月14日
今月15日と16日に東京に行ってきた。
2008年2月22日
 昔はこの季節になると、新聞でスキー場の積雪情報をマメにチェックしていたものだ。とにかく、雪が積もるとスキーがしたくてしたくて、矢も楯もたまらず蔵王などに出かけていた。
2008年1月25日
 私は生まれつき臆病にできているのか、ホラー映画が苦手だ。だから、この「魍魎の匣」もタイトルだけで腰が引けてしまい、食指が動かないでいた。ただ監督の名前を見ると原田眞人とあった。
2008年1月11日
 今年は泣ける映画が多かった。「東京タワー」「天国で君に逢えたら」「象の背中」「続・三丁目の夕日」「恋空」……。みんなが感動の涙を流したがっている、そんな時代なんでしょうね。
2007年12月28日
現代に甦る黒澤作品
2007年12月14日
 西岸良平のロングセラー・コミックを映画化した「ALWAYS 三丁目の夕日」が公開されたのは2005年11月。東京タワーの建築が進む昭和33年の東京が舞台で、貧しくも夢と希望に満ち溢れていた市井の人々の悲喜劇を描いたこの作品は、多くの人々の琴線に触れ大ヒットした。
2007年11月23日
「あなたは末期ガンで余命は6ヶ月です」。医者にこう宣告されたら、あなたはどうしますか。
2007年11月9日