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ようこ先生のごきげんライフのすすめ/ダイエット(上)

2011年4月22日
 今号と次号の2回に分け、男女を問わず関心の高いダイエットについてお話しします。

自己流は禁物

 まず、自己流のカロリー制限ダイエットでは栄養欠損になりやすく、やつれたり、健康を損ねたりするケースが多いことを覚えておきましょう。また、リバウンドを繰り返すと代謝が低下し、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。

ようこ先生のごきげんライフのすすめ/ダイエット(上)

筋肉減× 脂肪減○

 正しいダイエットは筋肉を減らさずに脂肪だけを減らすことです。過剰な内臓脂肪からは血圧を上げる物質、血液が固まりやすくなる物質、炎症を促進する物質、インスリンの効きを悪くする物質などが分泌され、高血圧や糖尿病、虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)、がん細胞の増殖などにつながります。
 
元凶はインスリン

 肥満の誘因は食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどですが、直接的な原因はインスリンという血糖を下げるホルモンの過剰分泌です。「肥満ホルモン」とも呼ばれるインスリンは糖質や炭水化物を摂取して血糖が上昇すると分泌されます。
 糖質・炭水化物の過剰摂取→インスリンの過剰分泌→肥満という悪循環を断ち切らない限り正しい減量は困難です。
 
糖質を制限しましょう

 インスリンはいわば脂肪の貯金係で、脂肪細胞にせっせと中性脂肪を蓄えます。しかも蓄えた脂肪貯金を引き出すことには抵抗します。 
  糖質を制限して血糖を上げないようにするとインスリンの分泌量が減って減量につながります。スイーツや菓子類などの糖質や、白米やパン、麺類などの吸収の速い炭水化物を減らすことが大切です。

タンパク質と野菜を  
 
 糖質を制限するダイエットでは十分なタンパク質と野菜を摂取するので満腹感が長持ちし、確実な減量が可能です。


ようこ先生のごきげんライフのすすめ/ダイエット(上)

深瀬 洋子(ふかせ・ようこ)

1984年山形大学医学部卒業、山形大学大学院医学研究科修了。医学博士。山形大学第二内科、山形県結核成人病予防協会、東北中央病院勤務を経て2009年9月「十日町ようこクリニック」開業。内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医など。