徹底して山形に密着したフリーペーパー

やまがたから続々被災地へ!

2011年4月8日
がんばろう東北!がんばろう山形!
4/8
●山形大学地域づくり研究室

 街づくり計画を専門分野にしているだけに、これから長期にわたって被災地の復興に協力していきたいと思っています。
 手始めに行ったのが石巻市での炊き出し。「山形大学震災復興学生プロジェクト」のメンバーと蔵王温泉の旅館などの協力も得ながらカレーやラ・フランスを提供しました。
4/8


●向陽園

 栗原市、石巻市、東松島市、気仙沼市、いわき市の障害者施設を順次訪問、おにぎりやカレー、トイレットペーパーや紙おむつ、水、ガソリン、灯油などをお届けしています。
 3食おかゆでしのいでいた施設もあり、差し入れはことのほか喜んでいただきました。物資募集の呼び掛けに賛同してくれた山形のみなさんにも感謝しています。
やまがたから続々被災地へ!

●JA山形中央会

 3月20日〜31日まで東松島市でご飯、芋煮、カレー、山菜汁、豚汁、牛丼、鱈汁、だだちゃ豆ご飯など3,600食を提供してきました。
 「遠いところからありがとうございました」「今は何もお返しできませんがいつかきっと恩返しに行きます!」「あったかいご飯すごくおいしかったです」などと書かれた寄せ書きをもらったことが嬉しかったですね。

4/8

●株式会社 マルヰ

 4月3日に石巻市立渡波小学校へコミック8,000冊を届けました。
 テレビで見るよりも悲惨な状況でしたが、被災者の方も支援者も一生懸命で、逆に救われた思いです。
 食物や生活必需品の物資提供が多い中、珍しいコミックの提供に子どもたちは大喜びでした。
やまがたから続々被災地へ!

●青年会議所山形ブロック

 3月20日、南三陸町で野菜入りコンソメスープ、玉こんにゃく各2,000食分をお届けしました。
 避難所での温かい食べ物の配布は震災後2回目とのことで、皆さんからは大好評。炊き出し後、代表の方が「南三陸は海岸線の綺麗な街だった。必ず復興するのでぜひ見に来てください」とおっしゃってくれたのが印象的でした。

4/8

●仙山交流チャレンジマーケット

 仙台市で開催される「仙山交流味祭 in せんだい」などに出展したのがご縁で3月26日、30日、4月3日にそれぞれ名取市、亘理町、石巻市に行き、各小学校や避難所で芋煮300食、そば200食を振る舞い、米160kg、餅1斗、ベジタブルスープ800食、その他日用品などを差し入れてきました。
 避難所の方々は雪がちらつく日もある中、温かい食事を大変喜んでくれてこちらまで勇気づけられました。
やまがたから続々被災地へ!

●CoCo夢屋  

 3月30日に東松島市へ。どんどん焼き500食と芋煮500食を味わっていただきました。被災者の中には「どんどん焼きのソースの香りだけで元気が出る」と喜んでくれる人も。
 笑顔で迎えてくれた被災者の方々とのふれ合いを通じ、不必要なことまで自粛していては復興につながらない、積極的に行動に移すことが東北の復興につながると痛感しました。

4/8

●酒田市小学校長会

 昭和51年の酒田大火の際に全国の皆様からあたたかい支援をしていただき、今度は恩返しのつもりで子ども達にランドセル300個や文房具を八幡自動車商会の協力で亘理町に。
 ランドセルを寄せて下さった皆様には本当に感謝の思いでいっぱいです。お金を出しあって新品の鉛筆やノートをわざわざ買ってきてくれた子ども達もいました。

 東日本大震災 がんばろう東北!

結婚して長男が1歳になるまでの1年半を陸前高田市で過ごしました。新婚生活の思い出の場所がすべて津波でなくなってしまい、とても悲しい気持ちでテレビを見ています。主人の知り合いでいまだに連絡が取れない人もいます(上山市、A・Oさん)
祖母やいとこが気仙沼にいて安否が確認できるまで1週間かかりました。家は流されましたが全員無事。いとことは小さいころはよく遊んでいましたが最近は没交渉。これを機に連絡を取り合おうと約束しました(山形市、H・Tさん)
建設業なので宮城で道路復旧作業をしています。ただ遺体がかなり残っていて自衛隊の方々が収容してからでないと作業ができない。三井アウトレット付近は車の廃棄も多く苦労してます(天童市、H・Sさん)
家族が自衛隊員です。想像を超える激務に耐えていると聞きサポートしてあげられるよう心がけています。隊員は冷たい食べ物しか摂っておらず、口内炎、便秘が酷いそうです。帰宅できた時はビタミン剤や野菜を摂ってもらっています(東根市、T・Tさん)
高齢なので被災された方にできることは義援金ぐらい。「つもり貯金」を始めました。買ったつもり、食べたつもり、温かいつもり…。節約して義援金にまわしたい(山形市、S・Wさん)
「たまにはゆっくり連休が欲しい」と思っていましたが、いざ自宅待機となると…(天童市、K・Wさん)
議員と名のつく人たちへ。何も汚れることしてないのに作業服は許せない。「国民のため」というなら被災地で泥にまみれて復旧作業してよ!(山形市、Y・Kさん)
東北人は我慢強いとテレビで言っている人がいますが、それは違うと思います。東北人はただ我慢しているだけじゃなく、前向きに粘り強く立ち向かう忍耐力の強さがあるのだと思います。東北人らしく力を込めて「がんばんべ東北!」(山形市、Y・Tさん)
震災以来、節電・節水・省エネを徹底しています。この悪夢のような状況から必ず復興することを信じて。そして震災に遭われた皆さまには明日のことを気に病む前に今日を生きて下さいと祈らずにはいられません(中山町、K・Mさん)
最近は沈静化しましたが、ひところのガソリンスタンドの毎日の行列には辟易でした。明け方の3〜4時から並んでいたとか。それ自体、震災に遭われた方々に申し訳なく思います(東根市、H・Sさん)
給油のためガソリンスタンドに並んでいたところ、あと少しというところでオバさんが割り込み。山形には並ぶという文化がないのか! 割り込みは特に40〜50代のオバさんに多く、「並んでるんですよ」といっても聞こえないふり。山形の人は温かいと聞きますが、県外出身の私には不快なことばかりです(天童市、T・Fさん)