徹底して山形に密着したフリーペーパー

被災者に甘酒の振る舞い「栄養つけて元気出して」

2011年3月25日
 「心も身体も温まって!」——。東日本大震災の避難所になっている山形市総合スポーツセンターで22日、被災者たちにあつあつの甘酒1000人分が振る舞われた。
被災者に甘酒の振る舞い「栄養つけて元気出して」
 振る舞ったのは民間ボランティア団体「やまがた福祉ボランティアセンター」の10人。2004年の新潟県中越地震の際も被災地を訪れ、温かい米沢牛入りうどんを作って提供したという。
 甘酒は麹(こうじ)でつくるがアルコール分はゼロ。同センターの松浦猛将代表(73)は「ブドウ糖やビタミンなどを豊富に含む甘酒は医療における『点滴』と同じ。お子さんから高齢者まで多くの人に飲んでもらい、元気を出してもらいたい」と目を細める。
 福島県南相馬市で自宅が半壊し、津波が200メートル先まで迫ったという坂井勝さん(54、写真左から2人目)は「甘さ控えめでおいしい。山形のみなさんの温かさと素早い対応に感激しています」と話していた。
 総合スポーツセンターには現在、相馬市、南相馬市、福島市、石巻市などから約1011人が避難してきている。