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亀岡文殊祭礼星まつり/燃える炎に願いを託し

2011年1月28日
 高畠町の亀岡文殊堂で25日、無病息災や開運出世を祈願して炎にお札を投げ込む伝統行事「亀岡文殊祭礼星まつり」が行われた。
亀岡文殊祭礼星まつり/燃える炎に願いを託し
 亀岡文殊堂は大同2年(807年)に東北地方での布教を命じられた徳一上人がこの地を訪れ、中国の五台山に似た山容に心を打たれて文殊菩薩を安置したのが始まりとされる。
 「三人寄れば文殊の知恵」で知られるように文殊は学問の神様で、亀岡文殊堂は切戸文殊(京都府)、安倍文殊院(奈良県)とともに日本三大文殊に数えられている。
 星まつりは亀岡文殊堂で数百年続く伝統行事。午前10時半、青山永三住職(82)が人の運勢を支配する星の巡りを良くするための祈祷を行なった後、訪れた約200人の参拝客らは「無病息災」「家内安全」「良縁」などと願いを託したお札を燃え盛る炎の中に投げ込んでいた。
 山形市からやって来た舟岡朱美さんは「家族の健康とあわせ、今年は子どもが受験を控えているので学徳成就の祈願に足を運びました」と真剣な表情で炎を見つめていた。