南陽市宮内の熊野大社 幸運願い参拝客らがウサギ探し
2011年1月14日
今年の干支(えと)は卯(う)(ウサギ)。南陽市宮内の熊野大社には境内に隠されている3羽のウサギの彫刻を発見すれば幸運が訪れるという伝説があり、金運や良縁にあやかろうと新春から多くの参拝客が訪れている。

熊野大社の建立時期は不明だが、平安時代の大同元年(806年)に再興された記録が残っており、紀州の熊野三山、軽井沢の熊野皇大神社とともに「日本三熊野」に数えられている。
伊勢神宮から全国で唯一直伝を許された日本最古の太々神楽(だいだいかぐら)が奉納されており、拝殿などは江戸時代の様式を伝える貴重な文化財。
3羽のウサギが隠し彫りされているのは本殿裏の彫刻。幸運を授かるには3羽すべてを発見する必要があり、参拝客らは授与所でもらった手引書を見ながらウサギ探しに懸命。雪の中を指先や鼻を真っ赤にしながらの姿はどこかユーモラス。
福島県桑折町(こおりまち)から家族で来ていた大槻信二さん(44)は「2羽まではすぐ見つけられたんだけど…。諦めずにまた来ます」と息を白くして答えてくれた。
伊勢神宮から全国で唯一直伝を許された日本最古の太々神楽(だいだいかぐら)が奉納されており、拝殿などは江戸時代の様式を伝える貴重な文化財。
3羽のウサギが隠し彫りされているのは本殿裏の彫刻。幸運を授かるには3羽すべてを発見する必要があり、参拝客らは授与所でもらった手引書を見ながらウサギ探しに懸命。雪の中を指先や鼻を真っ赤にしながらの姿はどこかユーモラス。
福島県桑折町(こおりまち)から家族で来ていた大槻信二さん(44)は「2羽まではすぐ見つけられたんだけど…。諦めずにまた来ます」と息を白くして答えてくれた。