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買い物難民を救え!/生協が移動販売車

2010年12月24日
 「買い物難民」を救済します——。生活協同組合共立社(鶴岡市)の移動販売車「せいきょう便」が13日から上山市と南陽市で巡回を始めた。
買い物難民を救え!/生協が移動販売車
 買い物難民とは地元のスーパーや商店が閉店し、郊外の商業施設に買い物に行きたくても車など移動手段がない高齢者らを指し、その数は全国で600万人超とされる。
 県内のこうした買い物難民をターゲットに共立社では2トントラックに冷蔵庫と冷凍庫を備え付け、月曜から金曜に生鮮3品に惣菜、日配品など500品目を満載して1人暮らしの高齢者が多い上山市と南陽市の約50カ所を巡っている。
 21日に南陽市漆山地区に巡回してきた「せいきょう便」を利用した福富龍正さん(69)は「これからは雪も降るし、自分は足も悪いから本当に助かる」とニッコリ。
 共立社では「売れ筋が店舗と異なるので品ぞろえに試行錯誤しているが、お年寄りに喜んでもらえるのが一番」。当面は1台だけの運行だが、ノウハウを積んで3年をメドに要請の強い他の県内山間地なども巡回できるようにしたいという。