松田管理栄養士が皆さんの食の疑問にお答えする医食同源/「骨粗しょう症と食事」~骨によい食べ物って?~
2010年10月22日
よく耳にする「骨粗(こつそ)しょう症」とは骨の密度が低くなり、骨がもろく折れやすくなる症状です。女性に圧倒的に多く、60歳代では2人に1人ともいわれています。最近では無理なダイエットをしている若い女性にも増えています。
原因は様々ですが、予防にはカルシウムを骨に「貯金」するような食事が大切です。具体的策を以下に挙げました。
(1)カルシウムを多く摂る。
特に乳製品のカルシウムは他の食品より吸収率が高く、牛乳なら1日に200〜300 ccは摂りたいものです。
(2)ビタミンDも忘れずに
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは魚やレバー、キクラゲなどに多く含まれ ます。適度な日光浴もビタミンDを作ってくれます。
(3)塩分・アルコールは控えめに
せっかく摂ったカルシウムやビタミンDの働きを抑えてしまいます。
(4)適度な運動
骨の密度低下を防いでくれます。
(1)カルシウムを多く摂る。
特に乳製品のカルシウムは他の食品より吸収率が高く、牛乳なら1日に200〜300 ccは摂りたいものです。
(2)ビタミンDも忘れずに
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは魚やレバー、キクラゲなどに多く含まれ ます。適度な日光浴もビタミンDを作ってくれます。
(3)塩分・アルコールは控えめに
せっかく摂ったカルシウムやビタミンDの働きを抑えてしまいます。
(4)適度な運動
骨の密度低下を防いでくれます。
●松田管理栄養士が作るヘルシー献立 合計560kcal 塩分2.0g

今回のポイント
サケには塩は振らず、コショウのみで下味を付けました。チーズの塩気で食べるようにすると塩分を減らすことができます。減塩は細かいところからコツコツと!
また、このメニューからカルシウム150mgを摂取できます。これは1日に必要な量の1/4です。
○〈鮭のチーズ焼き〉 160kcal |
<鮭のチーズ焼きの作り方>
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マメ知識
手軽にカルシウム摂取!
使い勝手のよい個包装のチーズ、カルシウムが強化された牛乳などを上手に利用してみましょう。
手軽にカルシウム摂取!
使い勝手のよい個包装のチーズ、カルシウムが強化された牛乳などを上手に利用してみましょう。

松本内科クリニック管理栄養士
松田 多佳子(まつだ・たかこ)
1996年栄養士免許、2002年管理栄養士免許取得。03年健康運動指導士資格取得。都内大学病院勤務などを経て07年5月より松本内科クリニック勤務。
松田 多佳子(まつだ・たかこ)
1996年栄養士免許、2002年管理栄養士免許取得。03年健康運動指導士資格取得。都内大学病院勤務などを経て07年5月より松本内科クリニック勤務。