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あなたの目 健康ですか?/(30)紫外線の影響

2010年8月27日
 今年は猛暑で日差しも強く、心ならずも日焼けしてしまったという人も多いことでしょう。言うまでもなく日焼けは紫外線によるものですが、紫外線の影響を受けるのは肌だけでなく目も例外ではありません。
あなたの目 健康ですか?/(30)紫外線の影響

急性の代表は雪目

 目への紫外線の影響はすぐに症状が出る「急性障害」と徐々に影響が出る「慢性障害」に分けられます。急性障害の代表が雪目。雪面は紫外線を8割以上反射するため雪がない状態の2倍の紫外線を浴びることになります。ですから冬も油断は禁物なのです。
 
慢性は翼状片と白内障
 
 慢性障害には翼状片と白内障があります。翼状片は黒目に結膜が三角形状に進入したもので、黒目の鼻側に多くみられます。紫外線を介した酸化ストレスが原因と考えられています。
 白内障も紫外線の影響で水晶体のタンパクが変性して生じます。翼状片(よくじょうへん)がみられる人は目への紫外線による慢性障害の存在が考えられ、白内障についても検査を受けておくといいでしょう。
 
サングラスも必要  

 フォトエイジング(光老化)という言葉もあるように過度の紫外線は避けたほうが無難です。秋の気配も感じられるようになりましたが、まだまだビルや道路からの反射が多く紫外線の影響は心配です。紫外線から目を守るためにはサングラスも必需品ですね。


あなたの目 健康ですか?/(30)紫外線の影響

高橋 義徳(たかはし・よしのり)
1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。山形県アイバンク理事。