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あなたの目 健康ですか?/(28)子どもの視力

2010年6月25日
 小中学校に通うお子様をお持ちで、学校の眼科検診などでお子様の視力低下を指摘されてビックリした親御さんも多いことでしょう。

4視力に区分

 視力低下は学習効率を下げることにつながりやすいので眼科検診は重要です。学校での検診結果は通常A、B、C、Dの4視力に区分されます。Aは1・0以上、Bは0・7〜0・9、Cは0・3〜0・6、Dは0・2以下です。

あなたの目 健康ですか?/(28)子どもの視力

Bでも油断禁物

 一般に視力0・7以下ですと黒板が見にくく感じるようになります。つまりCやDでは学習効果への悪影響が懸念されます。Bでも油断は禁物で、少なくとも近視の要素を持っているわけですから、身体の成長と同じように近視が進む可能性があります。近視や乱視以外の目の病気が隠れている場合もあり、早期発見のため眼科での検査をお勧めします。
 
仮性近視かどうか   

 視力低下で1番気になるのは仮性近視なのか、そうではないのかの識別でしょう。仮性近視は調節緊張ともいい、ピントを合わせる筋肉が働き過ぎた状態を指しますが、大切なことはこの状態が目の疲れからくる一時的なものなのか慢性的なものなのかです。両者を鑑別した上でその子の学年やスポーツなどの生活状況も考慮して治療方法を選びます。
 学校生活に集中できるように子供の視力に注意して下さい。


あなたの目 健康ですか?/(28)子どもの視力

高橋 義徳(たかはし・よしのり)
1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。山形県アイバンク理事。