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相続のABC/(1)「その日」に備えましょう

2010年8月13日
 今号から「相続」について読者の皆様といっしょに考えていきたいと思います。

 「うちには財産がないから相続なんて関係ない」と思われたアナタ、大いなる誤解です。確かに相続税には「5000万円+1000万円×法定相続人の数」という基礎控除があり、相続財産がこの範囲内の約96%の方は相続税とは無縁です。
 ですが相続税とは無縁としても、多い少ないに関わらず財産は分配しなければなりません。財産が少ないほど分配でモメるとされるほどです。例えば相続財産の大半がマイホームなどの不動産で占められている場合はトラブルが生じがちです。
 
 相続はなにも特別なことではなく、ほぼすべての人に降りかかってくる出来事です。人間には必ず死が訪れます。相続は亡くなった人(被相続人)が所有していた財産を配偶者や子どもなど(相続人)が受け継ぐことです。

 一般的に財産を受け継ぐには、相続人を確定するために戸籍謄本を取り寄せ、誰がどの財産を受け継ぐのかを決め、銀行口座や不動産の名義を変えるといった様々な手続きが必要です。中には期限が定められていて、その期限内に手続きを済ませないと不利益を被るものもあります。
 
 いつまでに何をすればいいのか、誰に相談すればいいのか分からず、いざ相続という時に悲しみと不安の中で途方に暮れることのないようにしたいもの。このシリーズでは将来の相続に備え、法律や税金、手続きの知識を分かりやすく解説していきます。


相続のABC/(1)「その日」に備えましょう
山形相続サポートセンター
(運営:旭会計事務所)
税理士 行政書士 白田 文