徹底して山形に密着したフリーペーパー

400系がラストラン/鉄道ファン「君を忘れない」

2010年4月23日
 在来線に乗り入れする国内初のミニ新幹線として山形新幹線「つばさ」用に開発された400系が老朽化から引退することになり、18日、JR新庄—東京駅間を臨時列車で最終走行した。新庄駅と山形駅では「さよなら400系」と銘打った出発式が行われ、集まった大勢の鉄道ファンが別れを惜しんだ。
400系がラストラン/鉄道ファン「君を忘れない」
 山形新幹線が開業した1992年7月から走行している400系はフル規格新幹線に比べてひと回り小さく、ホームと車体の間にできる隙間を解消するための折り畳式の乗降ステップや、東北新幹線との連結器を備えているのが特徴。
 山形と首都圏の所要時間短縮を実現、18年にわたってビジネスや観光に多大の貢献を果たしてきたが、老朽化で2008年12月から後進の新型車両E3系に道を譲り始め、昨年9月以降は1編成(7両)だけになっていた。
 山形駅の出発式に集まったファンらは一様に「まだまだ走れるのに」「長い間ありがとう」と惜別と感謝の言葉を口にし、携帯カメラのシャッターを押していた。