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考えてみませんか お金のこと/「リボ払い」の落とし穴

2010年4月9日
 前回は貯金(預金)した際の利子(利息)のお話でしたが、今は超低金利。どこに預けるか迷ったとしても0コンマ数%の違いにすぎません。逆にお金を借りる場合の「金利」にこそ注意を払いたいものです。

避けたいデフレ下の借金

 今のようにデフレが続いている時はお金を借りないに越したことはありません。物の値段は下がりますが、借金の額は変わりません。しかも時間とともに金利は増え、実質の借金は膨らんでいくからです。
 
そうは言うものの…

 とはいえ大半の人は家の購入には住宅ローンを組むでしょうし、教育ローンなど将来のために必要な借金もあります。問題は不況による収入減に悩む人が気軽に利用しがちなカードローンで、特にリボルビング払い(リボ払い)は要注意です。

考えてみませんか お金のこと/「リボ払い」の落とし穴

リボ払い手数料15%!
  
 リボ払いは利用金額にかかわらず毎月一定額を支払う仕組み。利用する側には目先の負担が軽減されるような気になりますが、利用残高の15%程度の手数料が上乗せされることを知らない人が多いのも実態です。
 気軽にあれこれ買っているうちに何に対して返済しているのか分からなくなったり、残高がなかなか減らないと悲鳴をあげている人も少なくありません。一回当りの支払い額が少ないので多い利息を支払っていることに気がつきにくいのです。
 
借金が10年で4倍に  
 
 前回、お金が2倍になるまで何年かかるかが分かる「72の法則」を紹介しましたが、同様に「114の法則」「144の法則」があります。金利で割ると複利で3倍、4倍になるまでのだいたいの年数を計算することができます。114÷金利(%)=3倍になるまでの年数、144÷金利(%)=4倍になるまでの年数です。
 これで計算すると15%でお金を借りた場合、借りたお金は8年で3倍、10年も経たないうちに4倍と、坂道を転がるように増えていくのがわかります。
 
深みにはまらないよう

 リボ払いを利用されている人はこれ以上利用額を増やさないこと、支払方法を変更して長引かせないことが大切です。


考えてみませんか お金のこと/「リボ払い」の落とし穴
旭会計事務所
ファイナンシャルプランナー
井上 日登美