徹底して山形に密着したフリーペーパー

さくらんぼ種飛ばしチャンピオン 宍戸 紀之 氏

2007年7月13日
宍戸 紀之(ししど・のりゆき) 1974年(昭和49年)、長井市生まれ。3歳から山形市に移り住み、山形中央高校卒業後、公務員に。22回を数える寒河江市主催の「全国さくらんぼの種吹きとばし大会」には12回大会から参加、4年前の18回大会で20・76メートルの大会記録を樹立。今年6月17日に行われた22回大会では19.69メートルで優勝。33歳。
さくらんぼ種飛ばしチャンピオン 宍戸 紀之 氏

生涯現役を 続けたい――

――優勝おめでとうございます。

中学から庭先で「練習」

 「どうも。でも『やまコミ』は創刊号から読んでて、このインタビューも知事とか市長とか、大きな会社のトップの人とかが登場して楽しみにしてるんですけど、僕なんかが出ちゃっていいんですか」 
――いいの、いいの。さっき初めて飛ばすところ間近でみせてもらったんだけど、 「痛みに耐えてよく頑張った! 感動した! ありがとう!」って感じ。
 「どこも痛くないですけどね(苦笑)」
――その技量に到達するには、やっぱり血のにじむような努力とか。
 「血はにじみませんでしたけど、中学時代から飛ばしてた記憶はありますね。玄関から庭に向かって飛ばすんですけど、少しずつ距離が伸びていくのが楽しくて。サクランボは好きこのんで食べてるわけじゃなくて、飛ばすために食べるって感じですね」

大会、毎年参加

 「大会には中学時代から出たかったんですが、親が連れて行ってくれなかった。自分で車を運転できるようになってからは毎年参加してます」
――大会では体調とか、コンディションとかって影響するの?
 「それはあんまりないですけど、風とか、種が小さすぎたりすると記録には影響しますね。あと、飛ばし方の基本は同じですが、記録を左右するのは飛ばす角度。45度ぐらいを狙うんですが、これが難しくて、狙った角度になかなか飛んでくれない」

独立?「うーん」

――でもそれだけの技量というか、才能というか、独立とかして活かす道ないのかな。
 「考えたことないですけど、何かありますかね」
――ウ~ン、和歌山に行って梅の種とばしたり、長崎に行ってビワの種とばしたりとか。あと「種とばしにかけた青春」とかってテーマで全国を講演して歩くとか(笑)
 「なんか家族養っていくの難しそうですね、公務員のままのほうがいいな(苦笑)」

高校時代は円盤投げ

――あと記録のうえで肺活量はポイントだと思うけど、学生時代は部活とかやってたの?
 「陸上で円盤投げやってました」
――・・・・(苦笑)。「飛ばす」っていうDNAがあるんじゃないの?
 「そうなんスかね」
――「オーラの泉」の江原センセイみたいな人に前世を占ってもらったら面白いかも(笑)
 「そうスかね(笑)」

さくらんぼ種飛ばしチャンピオン 宍戸 紀之 氏