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考えてみませんか お金のこと/利子(利息)あれこれ

2010年3月26日
 利子と利息は基本的には同じですが、郵便貯金では利子、銀行預金では利息と使い分けられています。今回は便宜上、利子で統一します。

貯めるなら単利より複利

 利子には単利と複利があります。単利は元金にだけ利子がつきますが、複利は利子が元金に組込まれ、それに対してさらに利子がつきます。ですから同じ利率なら単利より複利の方がお得なのです。しかも最初のうちは差はわずかですが、年数を重ねていくうちに差はどんどん広がります。

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1年複利より半年複利

 また複利には1年ごとに利子が元金に組み込まれる1年複利、半年ごとに組み込まれる半年複利があり、これも同じ利率なら半年複利の方がお得。こちらも年数を重ねるだけ差が広がります。
 恐るべし複利。「世界で最も強いのは複利である」と言ったのはアインシュタイン。そういえば私が子どものころ祖父は年金をせっせと郵便局に預けては「10年で倍になる」と言っていました。
 
2倍にするには?

 では10年で倍になったでしょうか? 実はお金が2倍になるまでに何年かかるのかが分かる計算式があるのです。

  72÷金利=2倍になるまでの必要年数。

 祖父が貯金に励んでいた昭和50年ごろの郵便局の定額貯金の利率は年7〜8%で、計算式に当てはめてみれば確かにほぼ10年で達成できたことになります。
 
今なら654年後!

 翻って現代はどうでしょう。ゆうちょ銀行の定額貯金の利率0・11%で計算すればざっと654年! 室町時代に預けたお金がようやく今になって倍になるわけです。


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旭会計事務所
ファイナンシャルプランナー
井上 日登美