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あなたの目 健康ですか?/(25)緑内障

2010年3月26日
 緑内障とは眼球中の圧力(眼圧)が適正値よりも高くなることで視野が欠けてくる病気で、最悪の場合は失明に至ることもあります。

40歳以上の20人に1人

 緑内障は40歳以上の20人に1人。緑内障の治療の主体は点眼です。点眼薬で眼圧を下げることがポイントですが、どこまで眼圧を下げるかは緑内障の状態によって異なります。主治医から「15くらいが目標」と言われる方もいれば「10くらいでいいでしょう」といわれる方もいます。

あなたの目 健康ですか?/(25)緑内障

治療の主体は点眼  

 そのうえで視野検査を定期的に行って悪化がないかを確認します。最近ではこれまでの検査結果から5年先、10年先の変化を予想して治療を決めることもあります。
 
点眼の際の注意点

 緑内障の治療で点眼は効果が高い反面、注意しなければならない点もあります。β遮断薬に属するものはぜんそくがあったり、もともと心臓の弱い方が点眼すると喘息や心臓の症状が悪くなったりする場合があります。この点は治療前に問診されますので、くれぐれも忘れずに教えて下さい。
 
早期発見・早期治療を

 また全身的な影響はないものの、まつ毛が太くなったり、目の周りが黒ずむ点眼もあります。
 近年、緑内障は若年化、増加傾向をたどっており、早期発見、早期治療が大切です。緑内障は患者さんと眼科医の二人三脚で進行を予防できる病気なのです。


あなたの目 健康ですか?/(25)緑内障

高橋 義徳(たかはし・よしのり)
1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。