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考えてみませんか お金のこと/子育てのコスト

2010年3月12日
 大学を卒業して今年から社会人になる皆さん、ご卒業とご就職、おめでとうございます。そこで問題です。
 生まれてから今までご自分にかかった費用はおよそいくらでしょう? 
(1)1000万円以下 
(2)1000万〜2000万円 
(3)2000万〜3000万円 
(4)3000万〜4000万円 
(5)4000万円以上

2360万円以上

 財団法人こども未来財団が2005年に発表した調査研究によると、家計が負担する子育て費用は、妊娠・出産からすべて国公立の学校に通わせたとして大学卒業までの生活費と学費等の合計で約2360万円。塾や習い事、私学を選択した場合などはさらに膨らむことでしょう。

考えてみませんか お金のこと/子育てのコスト

教育費が負担に   

 同様に日本政策金融公庫が09年に実施した調査では、年収に占める教育費の割合は低収入の家庭ほど高くなる傾向にあります。その割合は全国平均では34%ですが、東北では40%超という家庭が3割以上です。
 この調査では多くの家庭が「旅行・レジャー費」「食費」「衣類の購入費」などを切り詰めて教育費にまわしている実態が浮き彫りになっています。6月からは「子ども手当」の支給が始まりますが、家庭の負担感は軽減されるでしょうか。

お金と上手な付き合いを

 いずれにせよ、新社会人となった皆さんは今後、自分のお金で自分の人生を管理していかなくてはなりません。夢や目標を実現するため、いざという時のため、自分のライフプランをイメージしながらお金とつき合っていきましょう。お金はあなたの人生を豊かにするツールなのですから。


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旭会計事務所
ファイナンシャルプランナー
井上 日登美