徹底して山形に密着したフリーペーパー

カーサービス山形 代表取締役 小川 大輔 氏

2010年3月12日
小川 大輔(おがわ・だいすけ) 1973年(昭和48年)山形市生まれ。山形商業を卒業後、仙台市の自動車販売会社を経て95年、家業で中古車販売では東北最大の規模を持つカーサービス山形に入社。仕入れの現場で10年間の修業を積んだ後、父親で創業社長だった文男氏の急逝に伴い2004年に社長就任。36歳。
カーサービス山形 代表取締役 小川 大輔 氏

20代で知った商売の妙
  30代で業界の改革めざす——

——ずいぶん若い社長さんでビックリ。
 
社長就任時は30歳 

 「高校を出て他社で3年ほど修業してから父親が創業した会社に入りました。任されたのは中古車の仕入れ。全国にあるオークション会場に足を運んで選び出してくる仕事で、全国の会場を10年間回りました」
 「最初のころは競争相手から『あれはいいぞ』なんて教えられて仕入れたらポンコツだったり、逆に『あれはやめとけ』って耳打ちされて見送ったら相手がちゃっかり買ってたり(苦笑)。そうやって何度も煮え湯を飲まされて駆け引きを覚えていくうち、この商売の奥深さ、面白さを感じるようになりました」
 「父が心筋梗塞で急逝したのは私が30歳の時。草創期から父を支えてくれた古参の人たちが後を継ぐという選択肢もあったでしょうに、最終的には私にお鉢がまわってきちゃいました(笑)」
——カーサービス山形って大会社なんでしょ。
 
中古車販売で東北最大

 「年間取扱台数は2800台、売上高は55億円でともに東北6県で最大です。地域1番店を目指して地元密着のサービスに徹してきたことが支持されていると思います」
——目障りな古参連中、いつか追い出してやろうとか(苦笑)
 「全然。私の未熟な部分を補ってくれる大切な人たちで、ホントに助けられてます。それに父からも『俺は創業者だから好きにやっていいが、お前はダメ。まわりとの協調が大事』と常にクギを刺されてましたから」
 
若い感性活かす

——でもホームページ拝見したり、こうやって会社を訪ねてみると、社長の影響なのか若い感性が活かされてる会社だって感じはしますよ。
 「そう言ってもらえると嬉しい。6日に山形市高堂にオープンさせた店舗は新車の取り扱いを全面に打ち出した初めてのタイプです。広々としたキッズルームも設けて女性や子どもも親しめる店舗を目指しました」
 
人材育成にも力

 「人材育成にも力を入れています。これまで中古車販売店の店員といえばロン毛、茶髪、ひげは当たり前、服装はTシャツにGパン。これではダメです。最低限の身だしなみを整え、そのうえでサービスに磨きをかけていかないと今後は生き残れないと思います」
——改革宣言ね。そういえばカルロス・ゴーン氏に面影が似てるかな。
 「どっちも顔がクドいとこですかね(笑)」