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山辺町ふるさと資料館 ひな人形展で600点公開

2010年2月12日
 山辺町ふるさと資料館では、2月14日から4月4日まで開催される「ひな人形展」に向けた作業が本格化している。
山辺町ふるさと資料館 ひな人形展で600点公開

 展示するのは町内の各家庭から借り受けた約600点で、樋口家に受け継がれる寛永雛から昭和の現代雛まで、時代の変遷をうかがわせる人形たちが勢ぞろいする。
 山辺は京や江戸と往来した最上川舟運によって富を得た豪商たちが多く、紅花や青苧(あおそ)を運搬した帰りに持ち帰った人形や着物など、上方文化が数多く残る。
 同資料館も江戸時代の豪商・佐藤清五郎家の蔵を再生したもので、「南蔵」と呼ばれる当時の座敷蔵では同家が所蔵した古今雛や享保雛のほか珍しい河童の人形なども鑑賞できる。
 会期中は来場者全員にひなあられやお漬物、ハーブティーなどが振舞われるほか、3月の毎週日曜日午後2時からは「山辺浄瑠璃人形芝居」も上演される。
 同館職員の武田美和さんは「山辺は今週末から雛まつりムード一色。臨時駐車場もご用意しています」と来場を呼びかけている。