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考えてみませんか お金のこと/確定申告について(1)

2010年1月8日
 確定申告の時期が近づいてきました。確定申告といえば脳科学者の茂木健一郎さんが3年間も確定申告せず、3億円の申告漏れがあったことが話題になりました。期間は2月16日から3月15日までです。お忘れなく。

会社員も必要な場合が

 確定申告は自営業の人だけに必要とお考えではありませんか? 確かに給与から所得税が源泉徴収される会社員(公務員も含みます)は会社が年末調整で最終的な税額を計算してくれるため一般的には確定申告の必要はありませんが、例外もあります。

考えてみませんか お金のこと/確定申告について(1)

税金が戻るケースも

 また、年末調整前に会社を辞めた人、配当金がある人、多額の医療費や住宅ローンがある人は確定申告をすることによって税金が戻る可能性があります。「当てはまるかも」と思われたアナタ、国税庁のホームページをチェックしてみて下さい。

申告漏れにご注意を  

 最も代表的なのは給与と退職金以外の年間所得が20万円を超える場合です。例えば外国為替証拠金取引(FX)では株式や投資信託のように証券会社が代わりに税金を納めてくれる制度がないため、20万円超の利益が出た場合は確定申告が必要です。うっかり申告を忘れると余分に税金を納めなければならないペナルティが課せられます。

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温泉治療と医療費

 閑話休題。昨年ケガが原因で引退を発表した阪神タイガースの赤星憲弘さんは秋田県の玉川温泉で温泉治療を行ったそうです。この場合の費用は「医療費」として認められるでしょうか? 
 一般には治療やリハビリで温泉を利用したとしても費用は医療費控除の対象にはなりませんが、厚生労働大臣が認めた施設で医師の管理のもとで温泉治療が行われた場合は医療費控除の対象になります。その場合、医師による「温泉療養証明書」が必要です。

医療費控除の対象施設

 現在、山形県で厚労相から認められている施設は村山市の「クアハウス碁点」と天童市の「ラ・フォーレ天童のぞみ」の2カ所です。


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旭会計事務所
ファイナンシャルプランナー 齋藤 美穂