地域ニュース
2019年6月14日
乳飲料の製造・販売を手がける富士乳業(天童市、角田太陽社長)が、6月28日で操業を停止することが分かった。関係者によれば、業績悪化と設備老朽化が理由で、23人の従業員は全員解雇する。操業停止後も会社は存続するが、業務は委託生産販売だけになるという。
2019年5月24日
昨年1月末で閉店したJR山形駅前の十字屋山形店跡地に、大和ハウス工業グループのダイワロイヤル(東京)が「ダイワロイネットホテル」を建設することが分かった。ホテルは12階建てで、9月に着工、完成は2021年3月末を見込んでいる。
2019年5月24日
豆菓子製造のでん六のホームページでコラム「知っトク!ピーナッツパワー」を連載している慶応大医学部の井上浩義教授が著した「ハーバード大の研究でわかった ピーナッツで長生き!」(文芸春秋)が5月31日に発売される。
2019年5月24日
学校給食や工場見学などで山形市民にはなじみの深いパン製造のりょうこく(山形市、佐藤正視社長)が5月末で業務を停止し、自主廃業することが分かった。売上高の減少や原材料費の高騰などで業況の回復は困難というのが理由。すでに全従業員は順次解雇済みで、今後は保有する不動産を売却し、金融機関への負債返済に充てて会社を清算、71年の歴史に幕を下ろす。
2019年4月26日
鶴岡市あつみ温泉の老舗旅館、旧萬国屋が山形地裁鶴岡支部から特別清算開始命令を受けた。負債総額は31億6800万円。メーンバンクの荘内銀行は約22億円の債権放棄に同意している。
2019年4月26日
トラック貨物輸送の第一貨物(山形市、武藤幸規社長)は、山形中央インターチェンジ近くの黄金に新たな物流拠点を開設する。現在は市内3カ所に分散している拠点を集約し、業務の効率化を図るのが狙い。県から土地収用法の事業認定を受けて建設に着手し、2年後のオープンを目指す。事業費は約30億円を見込んでいる。
2019年4月12日
経営再建中の百貨店「大沼」(山形市)は、米沢市にある米沢店(写真)を8月15日で閉店することを発表した。売り上げの低迷や設備の老朽化などが理由。閉店後、土地と建物は売却し、需要があるギフト品や学生服の取り扱いは米沢市内の別の場所に店舗を借りて営業を続ける予定。従業員約50人は山形店や米沢の新店舗に振り向けるとしている。
2019年4月12日
3月21日、31日に定年を迎える松尾剛次・山大人文社会科学部教授(日本史、宗教史)の最終講義が同大基盤221教室で行われた=写真。
2019年4月12日
山形商工会議所が2年に1度実施している「山形市歩行者通行量調査」によれば、2018年の総通行量は6万3310人と16年に比べ9952人増加、14年と比べても1140人増加した。同商議所では「中心市街地の通行量は減少傾向に歯止めがかかり、回復傾向にあることが分かった」としている。
2019年3月22日
ホームセンター(HC)全国最大手のDCMホーマック(札幌市)が展開する工具専門店「プロショップホダカ山形店」が30日、山形市前田町にオープンする。
2019年3月22日
百貨店の大沼(山形市)の経営再建に当たっている投資ファンド、マイルストーンターンアラウンドマネジメント(MTM、東京、早瀬恵三社長)が運営する盛岡市の商業施設「Nanak(ななっく)」が6月2日で閉店する。MTMは昨年2月にも兵庫県姫路市の百貨店「ヤマトヤシキ姫路店」を閉鎖しており、県内では大沼の先行きを懸念する声が広がっている。
2019年3月8日
食品スーパーで県内最大のヤマザワ(山形市、古山利昭社長)は2月20日、創業者の山澤進会長(89、写真)を代表取締役から解任したと発表した。理由について同社では「高齢により代表取締役として適切な職務遂行が困難なため」と説明している。事実上の代表権剥奪(はくだつ)で、同氏は同日付で代表権のない取締役会長になった。
2019年3月8日
住宅不動産業のクリエイト礼文(山形市、大場一夫社長)は2月26日、同社の主力ブランド「ユニテハウス」のFC(フランチャイズ)加盟店による全国大会「ユニテFCコンベンション2019」を山形市のホテルで開催した=写真。
2019年3月8日
1月17日に民事再生法の適用を申請した洋菓子・パン製造販売のシベール(山形市、黒木誠司社長)のスポンサーとして、新たに山梨県中央市の食品メーカー「ASフーズ」(小田切一哉社長)が名乗りを挙げていることが分かった。シベールのスポンサー企業としてはすでに名古屋市のパン・菓子メーカー「オールハーツ・カンパニー」(田島慎也社長)が名乗り出ており、今後は2社を軸に調整が進む見通しだ。
2019年2月22日
天童市農業協同組合が100%出資するジェイエイてんどうフーズ(天童市、森谷浩行社長)は、鍬ノ町で営業する産直施設「サンピュア」の売り場面積を拡張し、4月にリニューアルオープンする。店舗拡張により売上高を現在の年間3億9000万円から5億2000万円に引き上げる計画だ。
2019年2月22日
平成も残すところわずか。出羽桜酒造(天童市、仲野益美社長)では平成元年(1990年)に醸造した吟醸酒と、平成最後の31年(2019年)に醸造した吟醸酒の2本飲み比べセット「平成ノスタルジア」を4月10日から発売する。
2019年2月22日
旅行予約サービスの楽天トラベル(東京)による「雪見露天風呂が楽しめる人気温泉宿ランキング」で、山形市蔵王温泉の蔵王国際ホテルが全国1位に選ばれた。同ランキングの発表は今年で3回目で、同ホテルは初回に続き2回目の全国1位に輝いた。
2019年2月8日
パン・菓子類を製造販売しているりょうこく(山形市、佐藤正視社長)が主力のパン・菓子部門を閉鎖することが分かった。残る事業は学校給食向けの米飯部門だけになる。
2019年2月8日
ジャスダック市場でシベールの株価が乱高下を演じている。1月17日に民事再生法を申請したシベールの株式は「整理銘柄」に指定された翌18日に1030円と値幅制限いっぱいのストップ安を記録、その後は一進一退を繰り返し、2月5日には179円と値幅制限いっぱいのストップ高をつけるという荒い値動きになっている。
2019年2月8日
洋菓子やパン製造のシベール(山形市、黒木誠司社長)は17日、山形地裁に民事再生法の適用を申請し、事実上倒産した。負債総額は19億6200万円。同社はジャスダックに株式を上場しており、県内上場企業の倒産は2000年9月の川﨑電気(現かわでん)以来になる。
2019年1月25日