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考えてみませんか お金のこと/上級者のための家計簿

2009年12月11日
 家計簿をつけていらっしゃる皆さん、つけた家計簿を活用していらっしゃいますか?—— 。

家庭でも「仕分け」を

 家計簿では支出項目ごとの合計額を記入されていると思いますが、その後、いま話題の「事業仕分け」のように「支出仕分け」をすることが必要です。苦労して家計簿をつけているのですから「仕分け」まで踏み込むようにしたいものです。無駄を見つけ、うまく節約できた時は自分にご褒美をあげましょう。

考えてみませんか お金のこと/上級者のための家計簿

貸借対照表のススメ

 会社や商売をしている人は年1回、決算書を作成します。決算書には2つあり、1つは収入と支出の内訳を示す「損益計算書」で、これは皆さんがつけている家計簿と同じようなものです。もう1つは財産と借金を表わす「貸借対照表」です。
 ここで皆さんにおススメしたいのは家庭の「貸借対照表」(財産目録)を作ることです。個人の財産目録で今の財政状況がわかり、将来への計画作りの指標にもなります。住宅の購入や子供の学費、老後の生活設計に役立ちます。日々の家計簿と違って1年間に1回作ればこと足ります。
 
財産と借金を洗い出し

 作り方は家庭の財産や借金を一覧表にし、種類やその残高を記入します。具体的には、財産には預貯金や株や債券、投資信託などの金融資産はもちろん、車や不動産などがあります。宝石などの貴金属も含みましょう。借入の方には住宅ローンや自動車ローン、その他の借り入れやクレジットカードの未払い残高などが入ります。
 
記入の仕方に注意

 金額の記入の仕方ですが、財産で金融資産はそのままの金額、不動産は購入金額と固定資産税評価額を併記します。自動車は乗用車なら購入代金を6で割り、その金額の分だけ1年ごとに少なくしていきます。
 株式等は購入金額と仮にいま売却した場合の利益(損失)を併記しておきます。借金はその時の残高を記入します。
 これらは基本で、目的によっては不動産の評価を路線価など相続税評価額に変えるなどいろいろ変化させることができます。


考えてみませんか お金のこと/上級者のための家計簿

ファイナンシャルプランナー
加藤 和弘(かとう・かずひろ)