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考えてみませんか お金のこと/50〜60代の家計簿

2009年8月14日
 50代に入ると家のローンや子どもの養育・教育費などにもある程度のメドが立ってきたことでしょう。これからは自分たちのための計画が必要です。
考えてみませんか お金のこと/50〜60代の家計簿

「ねんきん定期便」に注目

 今年の4月から、国民年金か厚生年金に加入している人には「ねんきん定期便」が毎年誕生月に送られてくることになりました。すでに受け取った方もいらっしゃるでしょうが、50歳以上の人は将来受け取れる年金見込み額が記載されていますので老後の資金計画の目安になります。

  あくまで「見込み額」

 ただ、あくまで見込みであって確定ではないことに注意して下さい。少ないと思った場合は社会保険事務所に相談することをお勧めします。ケースによっては受給額を増やせる方法があったりもします。

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うまい儲け話に注意

 だからと言ってうまい儲け話に乗るのは禁物。つい最近も「円天」という疑似通貨を使った組織的詐欺事件が世間を騒がせましたが、被害者の中には老後の資金をつぎ込んでいた高齢者が何人もいたようです。

投資

投資には「時間」を活用  

 株価が最悪期を脱したとみられていることから株や投資信託に注目が集まっていますが、50代以上の方の投資姿勢としてお勧めしたいのはハイリスク・ハイリターンではなくローリスク・ローリターン。キーワードは「安全」です。
 また資産運用で個人がプロに勝る唯一の武器が「時間」。短期的な成果は必要ないわけで、じっくり向き合いましょう。

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再就職、健康管理

 会社や役所を定年退職した後も再就職を希望される方も多いでしょう。雇用情勢の厳しい中ではありますが、補助的な収入でいいと考えれば道も開けるものです。いくらかでも収入があれば貯蓄の取り崩しも少しずつで済み、長く持たせることができます。
 貯蓄の取り崩しを少なくするという意味では健康管理も重要です。年を重ねていけば身体に不具合が出てくるのは自然なことですが、日ごろから無理のない範囲で体を動かして健康維持に努めたいものです。


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ファイナンシャルプランナー
加藤 和弘(かとう・かずひろ)