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考えてみませんか お金のこと/30〜40代の家計簿

2009年7月24日
 大半の30〜40代のテーマは「子育て・教育」「住宅取得」でしょう。
考えてみませんか お金のこと/30〜40代の家計簿

山形では重要な教育費

 まず子育て・教育ですが、一般的には中学までは義務教育なのでお金の負担は少なくて済みます。ですが山形は高校進学率が99%で全国2位。大学進学率は45%で全国では32位ですが東北では1位。お子さんに高い教育をと考えている方が多く、それだけに教育費をどう確保するかはこの世代の大きなテーマです。

学資保険

検討したい学資保険

 そのために検討したいのが学資保険。貯蓄性に加え、契約者〜大半が親ですが〜が死亡した時にはそれ以降の掛け金は免除されますが、契約した教育資金は契約時に定めた時期(保険期間満了時)に受け取れるという保険の機能も付いているスグレもの。ポイントは無理のない掛け金で設計することです。
 また山形県の私立高校の学費はおおむね月5万円、公立は約半分。ただ各私立高校で学業やスポーツで優秀な生徒には学費の免除や割引の制度があるところもあります。 

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大学生にはバイトを!
 
 大学は自宅外通学の学生で国立大学と私立大学で違いはありますが、医学部等を除けば生活費を含めて4年間で800万から1200万円ほどかかるようです。
 大学生の多くはアルバイトや奨学金(日本学生支援機構など)を利用して学費を補っているのが実態で、お子さにも「自立」を促しましょう。
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住宅ローンの決め方

  住宅を購入する場合は大半の人が住宅ローンを利用します。負担の少ない返済を考えれば借入金額を少なくするか、返済期間を長くするかです。変動金利にするか固定金利にするかは将来の景気動向や自分の収入の具合をどう考えるかにかかってきます。
 最近では購入資金の全額を借りることができるローンも登場していますが、後の負担を考慮して借り入れはできるだけ少ない金額で済むようにしたいものです。

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頼もしい親の援助

 あらかじめ両親や祖父母からの資金援助が見込めるか、お願いしておくことも大切。資金援助の見込める人は資金のもらい方によって税金(贈与税)の有利・不利が出ますので、事前に専門家に相談しておきましょう。
 資金計画には土地建物の値段や不動産の仲介料、建築費だけを考えている人がいますが、そのほか土地建物の所有権の登記にかかる費用、固定資産取得税などもかかります。
 
税金、保険料にも留意を

 また翌年からは毎年固定資産税もかかりますし、国民健康保険の料率もアップします。時間をかけていろいろな情報を集めておきましょう。
 経済状況の変化で住宅ローンの返済が困難になる時は早めに借入をしている銀行へ相談して下さい。諦めて放置するのは×です。


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ファイナンシャルプランナー 加藤 和弘(かとう・かずひろ)

1958年山形市生まれ。81年東北学院大経済学部を卒業後、大和証券投資信託販売(現在の三菱UFJ証券)入社。92年に山形にUターン、会計事務所勤務を経て2001年に「プランニングオフィス加藤」を設立。