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考えてみませんか お金のこと/20代の家計簿

2009年7月10日
 家計簿のつけ方は20代、30代、40代…と年代によってポイントが変わります。今回からは年代別の家計簿のつけ方を伝授しましょう。初回は20代です。
考えてみませんか お金のこと/20代の家計簿

まずは給与明細を確認

 20代は就職して間もない時期。まずは自分の収入を確認することが基本です。お勤めであれば給与明細は要チェック。総支給額だけでなく内訳、特に残業代に留意する必要があります。
 
当てにできない残業代

 景気動向に大きく左右されるのが残業代。総額が多くても残業代がかなりのウエートを占めているとしたら、景気が悪くなると残業代カット→総額減少というパターンになります。ですから「必ずもらえる金額」をベースに考えましょう。

保険料・税金にも注意

 引かれている項目の確認も忘れずに。社会保険(厚生年金と健康保険)、雇用保険、所得税が引かれますね。総支給額からこれらの項目を引いた額が支給金額(手取り)になります。

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最大の支出「家賃」

 次に生活面での支出のチェックです。親御さんのもとを離れて1人暮らしをされている方の最大の支出は家賃だと思われますが、山形市周辺では賃貸物件の空室率が上昇して総じて家賃は下がっており、割安な物件を選びたいものです。

外食減らして自炊を

 食費は1人だと無駄が出やすいもの。総務省の調べでは1人暮らしの食費の約半分が外食で占められており、自炊を含めて外食費の削減が20代の節約の重要なポイントになりそうです。

ブランド買い漁りはNG

 20代はファッションに気を使う世代ですが、くれぐれも度を越さないように。特に女性の方でブランド物をクレジットで買い漁るのはNG。

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マイカー購入は慎重に

 車を購入する時は購入価格のほか維持費(自動車税、自賠責・自動車保険、車検、整備代、燃料代)をじっくり検討しましょう。今は国でエコカー減税や補助制度もあるので上手に利用したいものです。

ネットはお得なプランで
 
 通信関連の出費もあなどれません。インターネットや携帯電話の料金は自分に合う安いプランを選択しましょう。もっとも私のようなオジサンに指摘されるまでもなく、20代の方々はとっくにお得なプランをお使いでしょうが(苦笑)。

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若いほど割安な生命保険

 生命保険は若いほど保険料が安く済みます。検討したいのが終身の生命保険と医療保険で、途中解約をしなくて済むように将来にわたって払える金額に設定しましょう。

心がけたい預貯金  

 20代で心がけたいことに預貯金があります。目標金額を決めて毎月決まった額を積み立てましょう。余ったら貯蓄にまわすのではなく、最初に貯蓄額を決めて残った分で生活できるよう工夫するのがポイントです。


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今回のファイナンシャルプランナー
加藤 和弘(かとう・かずひろ)
1958年山形市生まれ。81年東北学院大経済学部を卒業後、大和証券投資信託販売(現在の三菱UFJ証券)入社。92年に山形にUターン、会計事務所勤務を経て2001年に「プランニングオフィス加藤」を設立。