徹底して山形に密着したフリーペーパー

ボウリング全日本メンバー 大石 奈緒 選手

2009年8月28日
大石 奈緒(おおいし・なお) 1986年(昭和61年)天童市生まれ。小学生の時から家族でボウリングに親しみ、中学3年で全日本ボウリング協会(JBC)に所属。山形電波工高では1人で愛好会を作り、1年で全国新人大会4位、3年で国体4位入賞。同高卒業後の07年、県内で初めて全日本入りを果たし、人気女子ボウラーで作るPリーグに参戦、全国区の人気に。普段は山形ファミリーボウル(山形市)でインストラクターを務める。22歳。
ボウリング全日本メンバー 大石 奈緒 選手

ずっとボウリングを続けて
  常にトップを目指したい——

——毎週テレビで放送されてる「Pリーグ」で1番人気なんだね。
 
「北国のニューヒロイン」

 「2006年に始まったPリーグはプロ・アマ合わせた18選手で争うボウリングトーナメントのテレビマッチです。これまでに第21戦まで終わっていて、私が参加するようになったのは第11戦からです」
 ——(記録を見ながら)初参戦で2位っていうのも凄いけど、第12戦でアマとして初優勝。その後も2回優勝して大会最多記録!スコアの平均って?
 「220くらいです」
——……(絶句)
 「でもボウリングってつくづく奥の深いスポーツだと思います。レーンに塗られてる油ひとつでボールの選び方、ラインの取り方、回転のかけ方が違ってきて、このうちどれか1つ欠けてもダメ。優勝と予選落ちは紙一重なんですよ」
 「もちろん精神面の強さも必要で、これは日ごろの練習で克服するしかないですけど、プレッシャーには強い方かな(笑)。後は運ですね」
  
熱狂的な「追っかけ」も

——ボウリングの実力はもちろんだけど、タレントというかアイドルというか、そういう世界でも全国区になってきた。
 「メディアに取り上げてもらうようになってから全国たくさんの人から応援していただけるようになりました。各地で行われる試合のたびに見かけるファンの方もいらっしゃいますね」
——ああ、「追っかけ」ってやつね。
 「あと友達のお父さんたちがPリーグを熱心に見てて、『奈緒ちゃん、奈緒ちゃん』って応援してくれてるらしいです(笑)」

反抗期なしで育つ

 「そういえば以前に番組の収録でスマップと一緒になって感激! みんなカッコ良かったですけど特に草彅クンがイケてた。あの時はボウリングやってて本当に良かったって(笑)」
——ボウリングを始めたのはお父さんに連れられてって聞いたけど、お父さん、年いくつ?
 「え〜と、今年52だったかと思います」  
——ゲッ、同(おんな)じ(苦笑)。お父さんに「キモい」とか「近寄らないで」とか言ったことない?
 「ないです。私も兄も反抗期がまったくなかった。両親も仲いいですし」
 
将来はプロも  

——初めて会うんだけど、あったかい家庭で育った感じするもの。全国区の人気者になってもテングにならずに素直で謙虚だし。
 「プロになることも含めてボウリングはずっと続けたいです。常にトップを争う選手を目指し、当面は日本代表として頑張りたいと思います」