徹底して山形に密着したフリーペーパー

ガンバレ!J1モンテディオ山形

2009年7月24日
 リーグ前半戦最後の横浜戦を2—1と逆転勝利し、後半戦最初の磐田戦は3—1の快勝。かつてJリーグ王者だった2チームから連勝し、モンテは一気に11位まで順位を上げました。まだまだ先は長いですが、26日(日)には新潟との「天地人ダービー」第2戦をいい状態で迎えられそうです。
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 この2試合では小原章吾選手が2得点、西河翔吾選手が1得点とディフェンダー(以下、DF)が3得点を挙げました。DFは守備を中心にプレーする選手です。特に2人は自陣ゴール前で相手の攻撃を跳ね返す役割のセンターバックで、コーナーキックなどのセットプレーでは相手ゴール 前まで攻め上がり、シュートを打つチャンスも出てきます。

                       

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 では逆に、点を取ることが仕事であるフォワード(以下、FW)の選手も守備で大事な役割を果たしているのをご存じでしたか?
 相手のDFがボールを持っている時に注意して見て下さい。FWはただ立っているだけではなく、前に出てボールを持っている選手にプレッシャーをかけたり、中盤の選手といい距離を保ちながらパスコースを消したりしているのです。
 「プレッシャーをかける」とは、相手との距離を縮めてボールを自由に蹴らせないようにすることです。その場合、そこで一気にボールを奪えなくても意図してサイド側にパスを出させるように追い込むと、後ろにいる選手たちはボールを奪うための狙いがつけやすくなったり、守る範囲が狭められて楽に守備ができたり、とても助かるのです。またFWは必要とあらば自陣深く戻って守備をすることもあります。

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モンテ
 磐田戦ではFWの長谷川悠選手や北村知隆選手がサボらずに守備をがんばっていました。FWが守備までするのは運動量が要求されるハードな仕事ですが、チームが勝つためには欠かせない役どころです。このあたりを考えながら試合を観戦すると、意外な面白みも発見したりするものです。

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佐藤 円(さとう・まどか)
1968年、山形県鶴岡市生まれ。ウェブサイト「J's GOAL」やサッカー専門紙「EL GOLAZO」等でモンテディオ山形担当ライターとして活動中。