徹底して山形に密着したフリーペーパー

七日町の屋台村 開業迫る

2009年6月12日
 6月26日、山形市七日町2のほっとなる広場東側に県内初の屋台村「ほっとなる横丁」がオープンする。集まったテナントは5店と最終目標の17店には及ばないものの、飲食業への初挑戦に意欲を燃やす若者、実績を背景に自信満々の県外勢など顔ぶれは多彩だ(関連記事16面の「編集長インタビュー」に)
七日町の屋台村 開業迫る

 七輪焼「もっちゃん」を構えるのは山形市在住の本間基さん(29)。地元の高校を卒業後、歌手を目指して上京した。焼肉店で働きながらデビューを夢見たが、30歳が目前に迫っても芽が出ず、失意のまま今年2月にUターン。たまたま目にしたのが屋台村テナント募集の広告だった。

 店は七輪を使って客自身が肉や魚、野菜を焼くスタイル。「飲食業は初めての挑戦だが、第二の人生のスタートと思って頑張りたい」(本間さん)。

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  居酒屋「夢はな」はCoCo夢や(山形市)が手がける。同社は七日町のナナビーンズ1階でどんどん焼きの「CoCo夢や」、セブンプラザ1階でクレープの「カフェ・ココユメ」を展開中だが、居酒屋業態は初めて。
 「夢はな」は大正ロマンを基本コンセプトとし、メニューは特定ジャンルに特化せず幅広く揃える予定。着物姿でカウンターに立つ予定の押野恵美さん(21)は「お客様をトークで魅了します」と張り切る。

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 てっぱん屋台「鈴木製作所」を開業するのは山形市旅篭町2の創作厨房「橋本屋」。地元の食材を手ごろな価格で提供する店として人気を呼んでいるが、七日町活性化というコンセプトに共鳴し出店を決めた。

 女将さんの鈴木要子さん(57)が考案するおいしいレシピを提供するというのがコンセプトと店名の由来で、「橋本屋で培ったノウハウをいかしてお客様に喜んでもらいたい」(鈴木さん)と意気込んでいる。

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 やきとり「とり参」とホルモン焼「炎臓(えんぞう)の2店を運営するのは福島市の宗形祐治さん(27)。実兄の展之さんは福島と郡山の屋台村で計3件を営業しており、「実績は十分。人さえ集まればブッチ切れる」と自信たっぷり。
 「とり参」は地元の素材を使った焼き鳥を100円から提供、「炎臓」はホルモンはもちろん地酒や焼酎も豊富に取りそろえ、「十四代」なども用意するという。