徹底して山形に密着したフリーペーパー

七日町で屋台村計画を進める 渡辺 隆博 氏

2009年6月12日
渡辺 隆博(わたなべ・たかひろ) 1962年(昭和37年)山形市生まれ。山形商業から専修大学経営学部に進み、85年同大卒業後、家業で包装資材の販売を手がける渡辺包装(山形市)入社。翌86年専務、2001年から社長。08年、山形市七日町で県内初となる屋台村「ほっとなる横丁」のオープンを目指してリノベーション山形(山形市)を設立、社長に。46歳。
七日町で屋台村計画を進める 渡辺 隆博 氏

狙いは街おこし 営利は二の次——

——建設中の屋台村、完成間近ですね。
 
やや寂しいスタートに

 「6月26日の“開村”に向け工事は最終段階。430平方メートルの敷地に17の屋台を張り付けるのが当初計画ですが、PR不足もあり、5店舗だけのやや寂しいスタートになります」
 「不本意ですが、山形初の事業だけに出店希望者が慎重になるのは分かる。だから実際に営業しているところを見てもらい、屋台村の理念を理解してもらったうえで再度出店を募る予定です」
 
間違ったイメージが先行

——何でそんなに集まりが悪かったのかしら?
 「一般のテナント募集と勘違いされ、家賃が高いっていうイメージが1人歩きしたみたいです。1店舗の面積は10平方メートルで、家賃は共益費を入れて月額12万円。この設定に対し『客席数はせいぜい8席なのに高すぎる』という指摘を受けました」
 「でも私達は営利目的のテナント業ではなく、街おこしの一環として屋台村事業に取り組んでいることを理解して欲しい。私達が企画運営会社として集客のための広報活動を引き受けるので、出店者は営業に専念してもらえばいい」
 「確かにカウンター席は8席程度ですが、入り口付近に椅子を並べれば収容人数も増やせます」
 「要は屋台村というテーマパークに出店してもらって『みんなで街おこしという共通の目標に向かって頑張ろう』というコンセプトなんです」
——そもそも、どういう経緯で屋台村を?

八戸の屋台村は盛況
 
 「本業は包装資材の販売ですが、販売先の小売店が景気悪化やら大手の進出やらで元気がない。たまたま青森県八戸市の屋台村が街おこしで成功しているのを知って山形でもやれないかと」
——ボクはそういうの大好きなんだけど、モンテへの応援ぶりとか見ても山形の人ってとことんノリ悪いから(苦笑)
 「あくまで街おこしが狙いなんですが、変に勘ぐられて…。『俺、何か悪いことしてるのかな』なんて(苦笑)」

家賃、むしろ割安?

 「屋台村で先行する他県も山形の集まりの悪さに首をひねってます。高いとされる家賃だって八戸の14万円とか宇都宮の15万円より割安だし」
——ボクの友達でカレー屋やってるネパール人とか人気のラーメン屋の店主とかいるんだけど、(屋台に出るよう)説得してみるね。
 「お願いします」