消化器系のお話
村田 光太郎(むらた・こうたろう)先生

1963年上山市生まれ。山形東高から山形大医学部へ。卒業後、山大病院、東北中央病院、県立中央病院、寒河江市立病院などを経て2009年4月に山形市十日町で村田内科医院を開院。
C型肝炎ウイルスに感染するとC型急性肝炎になり、C型急性肝炎が治ってもC型肝炎ウイルスの多くは肝臓に残り、次第に肝臓はC型慢性肝炎になっていきます。
2012年6月22日
これからの季節はお酒とのつき合いが多くなり、ついつい飲み過ぎてしまいがち。飲み過ぎが原因の疾患は多岐にわたりますが、最も知られているのはアルコール性肝障害でしょう。
2011年11月25日
唐突ですが、手紙などで相手の安否を尋ねる時に「つつがなくお過ごしでしょうか?」というフレーズが使われますが、この場合の「つつが」の意味をご存じですか?
2011年6月24日
花粉症が猛威をふるっています。花粉症は消化器系の疾患(しっかん)ではありませんが、今回は内科医の立場から花粉症について解説してみましょう。
2011年4月22日
今回の東日本大地震で被災された方々には衷心からお見舞い申し上げます。
災害時に用心したいのが食べ物。今回は生魚に寄生するアニサキスを食べてしまった場合に生じる症例のお話です。
災害時に用心したいのが食べ物。今回は生魚に寄生するアニサキスを食べてしまった場合に生じる症例のお話です。
2011年3月25日
ある臓器に血液が十分供給されないため障害が生じる状態を虚血性疾患と呼びます。脳の虚血性疾患が脳梗塞、心臓の虚血性疾患が心筋梗塞ですが、大腸の場合は大腸梗塞ではなく虚血性大腸炎と呼んでいます。
2011年2月25日
炎症性腸疾患には潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん))とクローン病があり、前回は前者についてお話ししましたが、今回は後者です。
2010年12月24日
炎症性腸疾患(えんしょうせいちょうしっかん)とは主に大腸に慢性的な炎症が生じ、症状が改善したり(緩解・かんかい)重くなったり(再燃)を繰り返す病気です。炎症性腸疾患は潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とクローン病に大別されます。
2010年11月26日
大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう)は文字通り大腸に「憩室」ができる病気です。憩室とは消化管が内側から外側に向かって袋状に突出してしまう状態で、消化管のどこにでも発生しますが、最も発生しやすいのが大腸なのです。
2010年9月24日
胃の状態が何となく悪い感じがするのに採血、超音波、胃カメラで検査しても異常なし。そんな時は「機能性胃腸症」が疑われます。聞きなれない病名ですが、安倍晋三元首相が突然辞任した原因がこれでした。
2010年2月26日