徹底して山形に密着したフリーペーパー

回転ずし 山形市周辺で競争激化/大手が攻勢、既存店は防戦

2009年5月8日
 山形市周辺で回転ずしチェーン間の競争が激化している。1皿105円(税込み)の均一価格を掲げて昨年中に山形市初進出を果たした大手の「かっぱ寿司」(さいたま市)、「スシロー」(大阪府吹田市)が急速にシェアを伸ばしており、既存チェーンは防戦に必死だ。
回転ずし 山形市周辺で競争激化/大手が攻勢、既存店は防戦

かっぱ、元木に2号店

 かっぱ寿司は回転ずしで全国最大手で、昨年6月に市北部の嶋土地区画整理事業地内に1号店をオープンした。タッチパネルで注文した寿司が高速の「新幹線レーン」で運ばれてくるスタイルが人気を呼んでおり、家族連れなどで連日のにぎわい。10月には市南部の元木1に2号店を出すとみられている。

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ネタで勝負のスシロー

 業界2位のスシローも昨年5月に嶋地区に1号店を出店、昨年9月には篭田3に2号店を出して早々と北部と南部を押さえた。「創業社長も現社長も寿司職人」というふれ込みでネタの良さを売り物にしており、既存の回転ずしチェーン以外に個人経営の寿司店からも顧客を奪っている。

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平禄、山形1号店を閉鎖

 大手の攻勢の前に既存組は防戦一方。県内に8店舗を構えていた「平禄寿司」(仙台市)は南栄町にあった山形1号店を2月に閉鎖、城西店も4月にダイニングレストラン「とりあえず吾平」に業態転換した。残る6店は名称を「仙台平禄寿司」に変更、内外装をリフレッシュするなどマイナーチェンジに取り組んでいる。

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栄助寿司、105円均一に

 県内12店舗の「栄助寿司」(新潟県新発田市)もかっぱ寿司天童店に押されていた天童店を昨年10月に閉鎖したほか、3月から既存店の名称を順次「2代目栄助寿司」に切り替え、1皿120〜240円だった価格を105円均一に統一していく計画だ。