徹底して山形に密着したフリーペーパー

ホテルメトロポリタン山形 総支配人 佐藤 隆 氏

2009年5月8日
佐藤 隆(さとう・たかし) 1969年(昭和44年)埼玉県北本市生まれ。92年法政大法学部を卒業後、JR東日本へ。同年ホテルメトロポリタンエドモント(東京)、99年ホテルメトロポリタン山形、2005年ホテルメトロポリタン仙台などを経て08年6月から現職。40歳。
ホテルメトロポリタン山形 総支配人 佐藤 隆 氏

サービス向上に努め
  ベストのホテル目指す

——若い総支配人さんでビックリ。ホテルマンの登場は初めてです。
 
一貫してホテル畑

 「学生時代から興味があったのはホテル業と旅行業。JR東日本なら両方やれると思って就職を決めました。面接の時も『鉄道はイヤです』なんて(苦笑)。希望が叶って1年目からホテルに出向させてもらって営業を担当。それからほぼ一貫してホテル畑です」
——メトロ山形は2回目なんですね。
 「ちょうど10年前に課長で赴任しました。山形はもちろん、白河の関を越えての勤務はこの時が初めて。任期は3年足らずでしたが、奥深い文化や温かい人たちに触れて生活を満喫しました」
 「でも仕事の面では下っ端だったので、アイデアが採用してもらえなかったりでストレスもありました。今は立場も変わり、率先してベストのホテルを目指すんだというやりがいを感じてます」
——目指すところは?
 
高めたい顧客満足度

 「JRのホテルっていうと駅の中にあって便利だというイメージが定着している反面、サービスが洗練されていないというイメージも持たれがちです。サービスの向上で顧客満足度を高めていきたいと思っています」
 「地域密着も欠かせません。県外客を対象にした宿泊特化型のビジネスホテルと違い、宴会やブライダルもあるシティホテルは地域に根ざすことが必要条件。若輩者ですが地域の会合や活動には進んで参加させてもらい、諸先輩からいろいろ教えを請うています」
 
地産地消にもこだわり

——地産地消にも取り組んでますよね。
 「山形の優れた食材をPRするのが狙いで、イベントとして約150人を集めた『やまがた食の祭典』を去年の春と秋に実施、今年も6月3日に予定しています。ホテル内の料理も地産地消にこだわっています」
 
料理人に意識改革も

 「地産地消はコスト高ですが、プラス効果もあります。ホテル改革で一番難しいのは実は料理人。でも自ら農家に足を運ぶことで料理人に創意工夫が生まれ、メニューや調理法が斬新になるなど高い意識で料理と向き合うようになりました」
 「実際、メトロの料理は最近おいしくなったという有難い評価もいただくようになりました」
——改革に燃える熱血漢って感じですけど、顔も濃いよね(苦笑)
 「周りから『夏場はカンベンしてくれ』なんて言われてます(笑)」