徹底して山形に密着したフリーペーパー

モンテディオ山形 ゼネラルマネージャー 中井川 茂敏 氏

2009年4月10日
中井川 茂敏(なかいがわ・しげとし) 1958年(昭和33年)山形市生まれ。82年日大法卒後、山形日本電気(現在のNECエレクトロニクス山形)入社。86年モンテディオ山形の前身「NEC山形サッカー部」事務局を担当、チームの東北社会人リーグ昇格(89年)、JFL昇格(94年)に貢献。97年NEC山形総務部に復職後、07年から現職。08年モンテがJ1昇格を果たしたことから「昇格請負人」とも称される。51歳。
モンテディオ山形 ゼネラルマネージャー 中井川 茂敏 氏

高いモチベーション 「やれそう」な予感 ——

——ゼネラルマネジャーって?

チーム強化に向け全業務
 
 「端的に言えばチームを強くするための仕事すべてです。監督やコーチの人選、選手の補強や育成などチームの編成にかかわる業務が中心ですが、チームとフロントとのコミュニケーションを保つための潤滑油のような役目もあります」
 「だから練習にはなるべく顔を出すようにしているし、試合にも必ず帯同します。選手の体調や心理を正しく把握し、問題があれば早めに対処する必要がある。問題解決が長引けばチームには必ず綻びが出ます。就任当初はチームとフロントにやや距離があったかな」
 
小林監督招聘に尽力

——小林伸二監督を招聘したのって中井川さんだとお聞きしました。
 「私です」
——エラい!(笑)
 「選手育成能力、チーム管理能力、選手とのコミュニケーション能力を備えた人材が条件でした。10人の候補者の中で最も能力が高いと判断したのが小林監督でした」
 「小林監督になってから全員が同じ目標に向かう姿勢が定着し、これが悲願のJ1昇格や現在の2勝1分け1敗という成績につながっていると思います」
 
初戦制し好スタート

——勝ち点7で4位ですよ、4位! 
 「先は長いですから(苦笑)。でも伸び盛りの選手が大勢いるし、キャンプを見て『やれるかもしれない』とは思ってました。その一方でJFL昇格当初は負けが続いた経験もあり、『一勝もできないんじゃないか』って心配も(苦笑)。好発進できたのは初戦を制したことが大きい」
——いつも痛感するんですけど、これだけ選手が頑張ってるのに山形の人、燃えませんよねえ。
 「NDソフトスタジアムの収容人数は1万8000人ですが、ホーム初戦は1万2000人、2戦目が9400人。もう少し入って欲しいというのが正直な気持ちです」 

モンテ色で埋め尽くしたい

 「今後のホームゲームは4月25日の鹿島戦、5月9日の新潟戦ですが、ともに熱烈なサポーターで知られ、チケットの予約は相手方から埋まり始めています。このままではスタジアムが相手チームのカラーで埋め尽くされてしまう」
 「チームの財政運営が厳しいのは選手も当然知っていますが、満員の観客を見れば選手は安心するし、力ももらえます。どうかスタジアムに足を運んで下さい」