ヤマザワ「北駅前店」営業を継続/閉鎖方針撤回 地元の要望に応え
2009年2月27日
食品スーパーのヤマザワは24日、JR北山形駅東口の「北駅前店」の営業を来年3月末まで継続する方針を決めた。当初「北駅前店」は今年3月末で閉鎖する計画だったが、周辺に大型スーパーがなくなるとして地元から営業存続を求める声が強まっていた。今回の決定に地元側は「1年という期限付きだが、とりあえずは良かった」と胸をなでおろしている。

第三小学区を商圏とする北駅前店のオープンは1969年で、山形と宮城で全60店を構えるヤマザワにとっては最も古い店舗。周辺に大型スーパーがないためオープン時から黒字が続いているが、築40年以上が経過して建物の老朽化が目立ってきたことから3月末での閉店を地元側に伝えていた。
これに対し地元側は「地区内は住民の高齢化が進んでおり、唯一の大型スーパーがなくなっては日常の買い物にも支障が出る」として区内23の全自治会長の署名を集めて営業存続を求めていた。
地元側の取りまとめ役である宮町5区自治会長の青木賢一郎さんは「第三小学校出身の山澤進会長が我々の思いに応えてくれたと理解している」と話し、13日に地元代表9人と山澤会長との会談が実現したことが大きかったとしている。
会談では昔話に花が咲いて当初予定の30分が1時間に延びたほか、最後は記念写真をとるなど終止なごやかなムードだったという。
これに対し地元側は「地区内は住民の高齢化が進んでおり、唯一の大型スーパーがなくなっては日常の買い物にも支障が出る」として区内23の全自治会長の署名を集めて営業存続を求めていた。
地元側の取りまとめ役である宮町5区自治会長の青木賢一郎さんは「第三小学校出身の山澤進会長が我々の思いに応えてくれたと理解している」と話し、13日に地元代表9人と山澤会長との会談が実現したことが大きかったとしている。
会談では昔話に花が咲いて当初予定の30分が1時間に延びたほか、最後は記念写真をとるなど終止なごやかなムードだったという。