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迫る知事選/戦後の民選知事って?

2009年1月23日
 25日の県知事選投票日に向け、現職で再選を目指す斎藤弘と新人の吉村美栄子が終盤に入っても激しく競り合っている。
迫る知事選/戦後の民選知事って?

 戦前まで知事は国から派遣される「官選」で、選挙による「民選」の知事は斎藤を含め5人。初代は兵庫県生まれで官僚出身の村山道雄(1947年4月~55年2月の2期)。官選で山形県知事を務めたこともあり、戦後の混乱をソツなく収拾したという。
 3選を目指した村山を破ったのが寒河江市出身の安孫子藤吉(55年2月~73年9月の5期)で初の県出身知事。元食糧庁長官の経験をいかして農業振興に尽力、後に参院議員に転じた。
 後任は大江町出身で副知事だった板垣清一郎(73年10月~93年2月の5期)。「べにばな国体」に向け山形道や山形新幹線の整備を進め、文化振興にも取り組んだ。
 板垣の後任が山形市出身で副知事だった高橋和雄(93年2月~2005年2月の3期)。高速道路網の整備や、全国に先駆けての少人数学級制度導入などで実績をあげたが、前回選で新人の斎藤に敗れた。 (敬称略)